「キー砂漠を目指しているんだって」

どうしようほんとの事を言うべきか

「さっきも言ったけどあなた方を捕まえに来たんではないわ。さらに言うと人間界に通じている洞窟を探しに行くんでしょう」

そこまで知っているのか

「その通りだが」

「じゃこのまま南に向かうつもりかしら」

「その方が早いから」

「やめときなさい」

「何故?」

「政府軍が道を見張っているからよ」

やはりそうかでも私は大丈夫の筈だが

「あなた今私は大丈夫の筈だがと思っていない?それは間違いよ」

「何故?」

「あなた南大橋を通ってきたのね。あそこの監視カメラに映っているのよ。勿論ローズもね」

映っているだと?

ローズもか

そうなると何故ファラを探さなかったかになるが

「政府はファラの村を無視したのよ。そこで捕まえるよりキー砂漠で待ち構えて捕まえる方が確実と判断したのよ」

確実と判断しただと

「メイルあなたキー砂漠には」

「私の故郷は南大陸の村だけどキー砂漠には行ったことない」

「何故なのかは行ってみたらわかるわ」

それよりどうしよう

「メイルとりあえず西に向かいなさい。政府軍はそこまでは見張ってないから」

西に向かうのかそうなると・・・・・

「中央にあるサーの村につくわね。そこは確か」

私の生まれた村

そして捨てた村

もう二度と行きたくない村

「サーの村についたら南に向かうの」

確かにつけるが

しかしサーの村を通らないと行けない筈だが

「どうするかはメイルが決めなさい!このまま南に向かうかサーの村を通って行くかはじゃまた会いましょう」

「待って!ギザ博士一つ聞いていい」

「何かしら?」

「あなたはどっちの味方なの?」

「どっちの味方?何その馬鹿みたいな質問は。まあ答えてあげる。どっちの味方でもないわ。そうね楽しければいいの。私が楽しければいいの。そうねこれはゲームなのさあ私を楽しませてほしいわ」

ゲームだと?

楽しければいいの?

「あっそうだ。これ持っていきなさい」

小さな黒い箱を手渡された

よく見るとイヤホンがついている

「絶体絶命になったときに使いなさい」

「何故これをくれるの?」

「そうね。何故あげるかと言うと私が優しいからよ」

そう言うとギザ博士は店を出ていった