よく見るとどことなく似ている

ナナツのお姉さん

「ところであなたは何故人間の言葉が」

さっきの人達の言葉は多分闇の世界の言葉だから私にはわからなかった

しかしこの人の言葉はわかる

「妹の真似をしたからかな」

そう言えばナナツも人間の言葉を話していた

「それはそうと出たくない?」

「出してくれるの?」

「出してあげる」

「何で?」

「あなたは・・・アデルは多分ナナツと親友・・・友達だと思うから」

それは違う・・・・とは言えない

「そうなの。友達なの」

嘘をついてしまった

「よかった。アデルも知っての通り、ナナツはあの性格だし、とんでもないことをして警察のお世話になったし」

一体何をしたんだ
聞きたいが聞けない

「親方から仮出所して人間界に言ってると聞いていたから」

親方?デビルの事か?
それならデビルと言うはずだし
誰なんだ?
それに脱獄したことは知らないのか

警察は言って来ていないのか

「人間とは言え友達が出来るなんて・・・ほんとに・・・・ありがとう」

いまさら嘘とは言えない

「じゃ夜に迎えに来るから」

手を振りながら去っていった

私は・・・・・何で嘘をついたのだろうか

ここから出たいから

違う・・・・違うと思うしかない

じゃ何故?自問しても答えは出ない

諦めて横になる

夜に・・・・ここは光が届いていないから時間がわからない

軈て睡魔に襲われ眠りについた