急いで廊下を行くと誰かとぶつかった

「ごめんなさい。大丈夫?」

手を出してよく見ると見たことない女性だった

「大丈夫だけど、それより廊下を走ったらダメでしょう」

「急いでいたもので」

「それなら何分か早く家を出れば」

そうしたかったのだが

回りの奴らが邪魔を

まあ相手には見えていないか

「わかりました。次からは」

ここでチャイムが鳴り出した

「早く教室に入りなさい」

「そうします」

その場を離れる瞬間

(みつけた。貴方がそうなんだ)

低く不気味な声が耳に届いた

「あの何か・・・・・・・」

振り返ると女性は姿がなかった

「あの女性誰だったんだろう。って早くしないと遅刻扱いになる」

女性の事は忘れて教室に急いだ


教室に入ると既に全員が着席をしていて

俺は屈みながら席に着いた

今日の一時間目は確か数学

鞄を開けて用意していると

「起立!」

悪友の掛け声で先生が入って来たと思い立って教壇を見ると校長先生がいた

「礼!おはようございます校長先生」

一斉に頭を下げる

「みんなおはよう」

「着席!」

その掛け声で一斉に椅子に

「さて皆さん新しい担任の先生が来ました入ってください」

その声に反応してゆっくりとドアが開いて女性が入って教壇の前に立った

その女性はさっき廊下でぶつかった

俺を見つけると回りに気づかれないようにウィンクした

と腕に痛みを感じた

カエデが力任せにぎゅうとしていた

俺を回りに気づかれないように

「カエデ力を抜いてくれ。少し痛いから」

小声で話しかけるが聞いてくれない

どうしたんだカエデ

何かに怯えているような

「おい!我あの女性に気を付けろ!」

「話しかけるなと言った筈だが」

「あの女性は危ない」

「まさか!何かの神か?でも皆には見えているんだろ」

「違う!神ではない!しかし」

「おはよう。貴方が高橋明弘さんですね」

その女性が目の前にいた

「そうですが」

「横にいるのが貧乏神、後ろにいるのが福の神さらにあれは死神ですか」

見えるのか?この女性は

何者なんだ

ふと何気なく見た頭から

「・・・・・・・角?角!」

その女性は頭をさすりながら

「やはり見えるんだ🎵」

「貴方は何者なんですか?」

「私?私は悪魔よ」