「そろそろ私もいかないと」

ローズはゆっくりと立ち上がると

「カルーアとメイルは確かこっちに行ったような」

辺りを警戒しながら

今のところカルーアがいる気配はない

念のためにと剣を抜いて警戒しながら歩きだした





「カルーアもう飽きたし出てきたら」

廃墟に向かって叫ぶがその気配はない

「そうなんだ。出てこないと」

警戒しながら歩くメイルの前にいきなりカルーアがあらわれた

「さっきから五月蝿いんですけど」

「それはごめんなさい。じゃ続きを始めましょうか」

「嫌です。もう終わりにしたいです」

「じゃ降参すれば?」

「それも嫌だ!」

と言うとカルーアは振り返り走り出した

「あら次はかけっこですか?」

慌てずにメイルは歩きだした

カルーアは角を曲がったのが見えた

「確かあの先は」

さっき確かめている

行き止まりだ

曲がる直前でとまり剣を抜いて

「カルーア諦めなさい。あなたには逃げ場はないはずよ。今なら痛い思いせずにすむわよ」

答えがかえってこない

あの性格なら何かの反応があっても

警戒しながらゆっくりと顔を出すと

行き止まりにカルーアは立っていた

剣を抜かないで無防備で

「諦めたのかしら?」

しかし返事がない

「何か言いなさい!カルーア」

やはり返事がない

何か可笑しい

試しに気功法を撃ってみるが避ける気配がないまま直撃した

道が煙で覆われて何も見えない

とにかく確かめなくては

メイルは警戒しながらゆっくりと近づいて行きそして煙で引いて行き

「これは・・・・・・嵌められた!」

地面に鏡の破片が散乱していて

といきなり背後には凄い衝撃があり前方に飛ばされて壁にぶつかりとまった

「こんなものにかかるんだ。可笑しいな。鏡にあたしを映して攻撃させる。近づいて背後に出来た隙に烈風剣を撃ち込む。なかなかの戦略でしょう?メイルでしたっけ。誉めて誉めて誉めて」

カルーアが廃墟の家の中からあらわれた