話は数時間前に戻る

場所は陰川が消した町から一番近い自衛隊の基地である

いつでも発進できるように

待機命令が来てもう数時間

いつまで待っても来ない指令に焦りと苛立ちが

「隊長いつになったらくるんですか」

「わからん」

「早く確認してください」

「もうしているが返事が来ない」

「もう出撃しましょう。これ見てくださいこの映像を」

隊長は渡されたスマホに映る画面を見て愕然とした

街が消えている

何処から

場所を見るとここが一番近い

早くしないとしかし命令がないのに出撃するわけには

「人命がかかっているんですよ。事後報告でいいのでは」

確かに人命がかかっているのはわかるが

しかし

と一人の隊員が走り出した

「待て‼まだ」

「待てない!時間がない」

それに続いて残りの隊員も続く

最後に隊長しか

「さあどう報告するか」

頭を抱え悩み始めた








「あれが学校か」

歩くこと数時間学校の前まで来ていた

松田と田中は中に入れそうな場所を探していた

最初は校門から入ろうとしたが見えない壁に

辺りを探すが見つからない

「田中中に入れそうな場所を知らないか」

「今探した場所が全てだよ。待てよ確か地下で繋がった場所があったかな」

と後方から爆音が

「松田あれはまさか?」

「間違いない!戦闘機」

「ヤバイ。狙いはこの学校、早く安全なところに」

「ついてこい!」

田中につれられ松田は走り出した







「総理一番近い自衛隊の基地から戦闘機が出撃したとのことです」

「そうか」

「どうします?止めますか?」

「いや。ほっておけ。それよりアメリカ対策が先だ」

何成功したらワシの手柄に

失敗したら勝手にやったこと

責任はすべて防衛庁に

私には火の粉はかからない






「こちら目標を確認。命令を」

戦闘機が屋上にいる陰川を確認するとロックオンして待機した

屋上には陰川一人だけ

他には誰もいない

やるなら今しかない

「こっちも目標を確認した」

「前機につぐ。速やかに発射して離脱するように」

「わかりました。ミサイル発射」
「こちらも。ミサイル発射」

二機同時にミサイルを陰川めがけて発射した