「亜也どう大阪の町は」

と言われても東京とあまり変わらない

高いビルが回りにあり空が狭く感じる

「朱音あの城何?」

遠くに城が見える

「あれ?あれはな大阪城。大阪のシンボルかな」

大阪城?

豊臣なんとかの城だったかな

歴史は苦手だ

ややこしい名前が沢山出てくるし

推理にはあまり関係ないし

「亜也行きたいかい」

まあ行きたいような

「じゃこの事件が解決したら案内したる」

それは楽しみにしておく

さらに歩いていると小さな公園に

真ん中に滑り台がありその回りにいろんな遊具が並んでいる

朱音は真っ直ぐに滑り台を目指して


一番上に上るとおいでと手招きを

仕方ないかと思いながら後に続く

「亜也この事件解決する自信ある?私はあるよ」

朱音は何時も自信満々でいる

じゃ私は?

こんなに自信満々でいられるだろうか

空を見るが星は見えない

東京と同じだ

「亜也私どのように見える?」

いきなりの質問だった

どのようにだって

「昔に比べて自信満々に見える」

「自信満々か。亜也私はあなたと出会った時と同じだよ。変わってないよ」

本当かな

じゃ変わったのは私の方

「違うわ。あなたも同じ。変わってないよ亜也は亜也だもん」

思わず下を向く

そこに朱音が抱きついてきた

いきなりの行動にどうすればいいかわからないから動けない私に

「亜也は私にとって大事な友達。これからもそう。この世で一番の友達」

一番か

思わず抱き返していた

まるで時間が止まったみたいな

そんな感じだった

「じゃ亜也もう帰ろうか。夕食が始まるし今日はご馳走だよ」

朱音に連れられて公園を後にした