(ほんとにつまらない授業)

ここは大阪のある小学校

一年生の教室であり

一番後ろの席で彼女は大きく背伸びをした

彼女の名前は牧之原朱音

自称西の名探偵

東いわいる東京には東の名探偵

馬野原亜也がいるらしい

小学生の名探偵

回りの大人達は彼女達をそう言う

つい先日も世間をあまり騒がせなかった事件を二人で解決したばかりである

「こんな授業世間に出て役に立たないよ」

先生に聞こえる声で呟いたが

先生も慣れたもので朱音の愚痴も軽く流している

「聞こえないふりか。まあいいか」

と携帯の着信がありメールが

学校は携帯持ち込み禁止だが

朱音は無視をしている

先生も黒板を書くのに一生懸命で気づかない

メールを開くとあの新聞記者からだった

『放課後時間ある?相談したいことあるんだけど』

私に相談?

朱音そこに事件の臭いを感じた

いわいる探偵の勘と言うやつだ

あるわと返信して携帯をしまった

暇だし今からいくか

朱音は立ち上がると

「先生急用が出来たからもう帰るね」

背後で騒ぐ先生を無視して教室を出て

記者に電話をして

「私よ。今から行くから待っていなさい」

向こうで唖然としている姿が目に浮かぶ


回りの先生と生徒が唖然と見送るのがわかる

携帯をしまいながら学校を後にした