〇月〇日

開いて真っ先に目についた言葉である

このページはこれしかなかった

どうやら日記らしい

ページをめくると本文が始まっていた

《今日歩いていると道にこれが落ちていた。近づいてきて確認するとどうやらノートらしい。拾って確認するが中は真っ白な紙が続いていた誰かの落とし物かな?とりあえずその場において立ち去ることにした。持ち主が現れることを期待して》

落ちていた?

ページをめくると

〇月〇日

やはりこれしかなかった

次のページから本文が始まっていた

《今日は雨だから傘をささないといけない。はぁー鬱陶しいな。でも体育は中止だな。私は運動が苦手なんだ。いってきますと言って玄関を出るとそこにこれがあった。間違いない。昨日見たのと同じノート。誰かの落とし物とは思えない。時間がないから無視して学校に急ぐ》

〇月〇日

同じ日付だった

前と同じで次のページから

《今朝あったノートは消えていた。夢か幻か。それとも父か母もしくは妹が拾ったか。まあいいか。それより今日中止になった体育の授業が明日になった。嫌だ。明日も雨にならないかな。でも予報では晴れ一色だし。それより後で聞いてみよう。妹に。ノートの事を》

〇月〇日

やはり同じ日付

《帰ると母に聞いてみたが見ていないと。母は1日家にいて出ていないらしい。じゃ父は私より早く家を出たから外す。そうなると妹が怪しい。私より後に出ている。とりあえず帰るまで待ってみる。何故か気になるあのノート》

日付はなくていきなり本文から始まっていた

同じ日付なら書かなくていいと気づいたみたいだ


《帰ってきた妹に聞いてみたが見ていないと。じゃあれは幻か。まあいいか。忘れよう。自室に戻って机の上を見るとあのノートがあった。さっきはなかったはず。母は私と妹の話している間は料理を作っていたし父はまだ帰ってきていない。妹は一緒にいた。じゃ誰が?恐る恐る近づいて手にして中を見てみると、やはり白いページが続いていた。恐ろしくなり外に出て火をつけた。燃えるのを見てみると、もう大丈夫だと思った》

〇月〇日

日付は翌日になっていた

《起きると枕元にあのノートがあって飛び起きた。昨日燃やしたはず。手にして中を見てみるとやはり白いページが続いていた。諦めてページを進めると一番最後のページに【あなたの願い叶えます】とかいてあった》

あわてて確認すると確かに書いてある

もう消えそうなか弱い字だが

《あなたの願い叶えます?なんなのか。手の込んだ悪戯か?一番最初に戻って書いてみる【今日は雨が降る】まあ信じたわけではない。そんなの起こるわけがない。しかし》

ここで文章は終わっていた

数ページ進めると本文があった

《晴れ予報の筈が学校につくといきなり雨が降り始めた。その後もやむ気配はなく体育の授業は中止に。まさかあのノート。授業はほぼ上の空で聞いていた。最後の授業が終ると急いで家路に着いた。確かめなくては》

ここで行く時間になった

もう朝になっていた

気になるが続きは帰ってからか

急いで用意をすると家を出た