「ここは何処?」

気がついて起き上がり辺りを見渡したが

知ってる場所ではなかった

それに治療がしていて包帯が巻かれていた

思い出してみる

確か王宮の入り口とは反対の一番上の部屋から

川に落ちたはず

あの高さから落ちたら助かる確率は低いが

現に助かっていて治療もされている

誰がしたのか?

かなり素朴な作りの部屋だ

私が寝ているベッドと反対側に小さな机があり

その前に小さい窓が見える



ドアがゆっくりと開けられて一人の少女が顔を出してきた

「あ!お姉さん気がついたんだね」

満面の笑みで近づいてくる少女に

「あなたが助けてくれたの?」

「違うよ!私のお姉さんが助けてくれたよ」

「あなたは誰?」

「私はサラン。お姉さんは?」

「私は・・・・・・・・・・」

本名を言ってはいけないと思い

辺りを見渡して目についた

「ローズよ」

と言ってしまっていた

「ローズお姉さんだ♪」

その背後から

「こらサラン。怪我人の前で騒がない!」

「ごめんなさいカミューお姉さん」

「ごめんなさいね。サランが五月蝿くなかった」

「そんなことは。それより助けてくれてありがとうございます」

カミューの話では

いきなりサランが駆け込んできて

お姉さんが川を流れている

と騒ぐから言ってみたらあなたが流されていた

引き上げて村の医者に

生きてるのが不思議ぐらいと言っていたが

治療がして家に運んだ

「サラン。お外で遊んでおいで」

「はーい!ローズお姉さん怪我が治ったら遊んでね♪」

駆け出していった

「あのここは何処?」

「ここはスーの村」

スーの村?

確か中央都市のほぼ南に位置して

目の前には南大陸が見えている

そこに渡る橋も近くにあるはず

まあ関係ないが

「それより怪我がなおるまでいてください。サランもお姉さんが二人になったと喜んでいますし」

「ありがとうございます。そうさせていただきます」

「じゃ私は夕食の準備がありますから」

そう言うカミューは部屋を後にした

(いい人に助けられた。お姉さんどうしているかな?拷問されているとか?)

そうしているうちに眠りに落ちていった


第2章《スー村の修業》スタート