ああは言ってみたが
私が最初の人になってやるってね
でもそう簡単に出れそうもないな
どうするか考えるためその場に座った
ギザ博士の部屋から出て地下牢に向かいながら
さっきの機械をいじっていた
穴ににイヤホンをさして
スイッチを入れてみると
何も聞こえなかった
(失敗作か?)
諦めて取ろうとした時だった
微かに音が聞こえてきた
前方から兵が歩いてくるのも見えた
近づくにつれてだんだんと大きくなってゆき
すれ違いが最大になって
離れてゆくとまた小さくなり
姿が見えなくなると音は止んだ
(まさか!これって!)
確かめないと
再び音が聞こえてきたが
前方には兵はいなかった
(違うのか?)
違わなかった
曲がり角の先に兵が立ち止まって
煙草を吸っていた
横を通りすぎると小さくなり
軈て聞こえなくなった
(これは兵がいるかいないかわかる機械)
どういう仕組みかわからないが
役にたちそうだ
地下牢に続く階段が見えてきた
音は相変わらず鳴ったり止んだりを繰り返している
辺りを警戒しながらゆっくりと降りていった
降りきった先に見張りの兵がいるはずだが
さっきから無音である
(可笑しい?)
前方に小屋があり辺りに兵の姿はなかった
地下牢に続く扉も開いている
恐る恐る中を覗くがやはりいない
地下牢に向かった可能性もある
どうしよう
音は無音
少なくとも近くにはいない
よく見てみると地下牢に続く門の前に何かの玉が落ちていた
(これ何?)
役にたちそうだから拾って
軈て意を決して中に入った
何も思い付かないまましていると
遠くから足音が聞こえてきた
(誰?兵?ギザ博士?)
その足音は私の牢の前で止まると
暗くて顔が見えないが
「誰?」
軈て
「あなたこんなところで何してるの?」
間違いない
間違うはずがない
それはお姉さんの声だった
私が最初の人になってやるってね
でもそう簡単に出れそうもないな
どうするか考えるためその場に座った
ギザ博士の部屋から出て地下牢に向かいながら
さっきの機械をいじっていた
穴ににイヤホンをさして
スイッチを入れてみると
何も聞こえなかった
(失敗作か?)
諦めて取ろうとした時だった
微かに音が聞こえてきた
前方から兵が歩いてくるのも見えた
近づくにつれてだんだんと大きくなってゆき
すれ違いが最大になって
離れてゆくとまた小さくなり
姿が見えなくなると音は止んだ
(まさか!これって!)
確かめないと
再び音が聞こえてきたが
前方には兵はいなかった
(違うのか?)
違わなかった
曲がり角の先に兵が立ち止まって
煙草を吸っていた
横を通りすぎると小さくなり
軈て聞こえなくなった
(これは兵がいるかいないかわかる機械)
どういう仕組みかわからないが
役にたちそうだ
地下牢に続く階段が見えてきた
音は相変わらず鳴ったり止んだりを繰り返している
辺りを警戒しながらゆっくりと降りていった
降りきった先に見張りの兵がいるはずだが
さっきから無音である
(可笑しい?)
前方に小屋があり辺りに兵の姿はなかった
地下牢に続く扉も開いている
恐る恐る中を覗くがやはりいない
地下牢に向かった可能性もある
どうしよう
音は無音
少なくとも近くにはいない
よく見てみると地下牢に続く門の前に何かの玉が落ちていた
(これ何?)
役にたちそうだから拾って
軈て意を決して中に入った
何も思い付かないまましていると
遠くから足音が聞こえてきた
(誰?兵?ギザ博士?)
その足音は私の牢の前で止まると
暗くて顔が見えないが
「誰?」
軈て
「あなたこんなところで何してるの?」
間違いない
間違うはずがない
それはお姉さんの声だった