荷物を纏めて11時に家を出た

これで真相がわかる

我が家から王宮の入り口には10分はかかる

それにしてもあの夢がまだ気になる

あの虫は一体何だったのか

さらにお姉さんは何て言っていたんだろうか

気にしないと決めたがやっぱり気になる



考え事をしていたから曲がり角で

女性とぶつかってしまった

私は荷物を辺りにばら蒔いたが

「ごめんなさい。考え事をしていたもので」

女性はそんな私を

「こちらこそ前を見ていなかったわ。荷物大丈夫ですか?」

「気にしないでください。たいした物入っていませんし」

荷物を拾いながら言った

それを見ていた女性が

「手伝いますわ。私にも責任があるし」

手伝い始めた

「ありがとうございます」

「ところで今からどちらに?」

本当の事を言えないよね

だから

「ちょっと南大陸に帰郷です」

と嘘を言った

「南大陸にですか。それは」

荷物は集まった

「ありがとうございます。もう大丈夫です」

「良かった。ではいい旅を」

と言って女性は離れて行く

時計を見ると時間があと少ししかない

急いで王宮の入り口を目指した


離れた女性はさきから見えないところで

「とりあえず荷物に発信器をつけることに成功した。後は一つあとのバスに乗るだけ、楽しませてよさき。期待しているから」

ギザ博士は笑いを堪えるのに必死だった


さきの前にバスが止まっている

「これに乗れば人間界に行ける」

王宮の入り口で許可書を出して

バスに乗り込む

軈てゆっくりと動き出した

「かなちゃん待っていなさい!今から復讐に行くから」

軈てさきは眠りに堕ちていった



次回から第1章「?」開始予定