(こいつ言うことはあるな!なかなか強い)

ミルの攻撃を受けながら女の子は考えていた

(少し距離をとらないと)

思い切り距離を取る女の子

ミルはその場に止まって様子を伺っている

(やはりあれしかないか。しかしあれは)

「何を考えている!余所見は死を意味するぞ」

そう言うとミルは風殺剣を放ってきた

避けながら

(あれを何とかしないと)

辺りを見るとさっきのガキが目に入ってきた

(あいつに何とかしてもらうか)

連発でくる風殺剣を交わしながら

近づいて

「おい!あれの動きを何とか止めろ!」

「動きを止める?無理無理無理!俺は普通の人間だよ!あんなの止められないよ!」

そうしている間にも風殺剣は飛んでくる

女の子は俺を抱えて何とか避けている

「命令だ!止めろ!出来なければお前から殺るぞ!」


「そのガキ抱えて何時まで避けれるかしら?」

余裕で言うミル

女の子は俺をミルめがけて投げた

そして後方に下がると剣を納めて

低く構えている

俺はミルの前に着地して

そして目があった

「ガキ何しに来た?食べられに来たのか?」

振り返ると女の子は相変わらず低く構えている

仕方がないか

やるだけやってみよう

「食べられに来たのではない!動きを止めろと言われたんで止めに来た!」

キョトンとするミル

明らかに『こいつもしかしたら馬鹿』って顔をしている


もう破れかぶれだ

やるしかない!