俺は今とある公園のベンチにいる

何故か隣にかなりかわいい女の子が寝ている

別に悪いことなんてしていない

名前はまだ聞いていない

それにしても大変な1日だった

とりあえず今の状況になったかを話さなければいけない

あれは学校が終わり急いで家路についた所から始まる



何時もの道を急いで歩いていると

前方に何かの影が動いた気がした

あれなんだ?

恐る恐ると近づいて初めて気がついたら

それは一人の女の子だった

念のために言うが隣で寝ている女の子とは違う

それは俺を確認するとゆっくりと立ち上がり

「みいつけた!私の獲物」

ちょっと待って

今何て言った?

私の獲物って言わなかったか

念のためにもう一度言ってくれると有り難いんだが

「仕方がない!みいつけた!私の獲物」

律儀な女の子

って言ってる場合じゃないな

逃げなくては

しかし体が動かない

そうしている間に女の子はゆっくりと近づいできて目の前まで来ていた

「あのせめて名前くらいは?」

女の子の動きが止まった

近くで見るとかなりかわいい

「私の名前か。仕方がないか。私はミルフィーユ3世。長いからミルでいい」

ミルね

ありがとう

教えてくれて

「じゃ食べるか」

大きく開けた口が迫ってくる

もう終わりだ

食べられる前にせめて恋の一つくらいは

しておきたかった

目をどじてその瞬間を待ったが

なかなか来なかった

何故だ?

諦めたか

恐る恐ると目を開けるとミルは少し離れて

俺の後ろを睨んでいた

つられて振り返ると

そこに横で寝ている女の子の立っていて

「それは私の獲物。あなたのじゃない!諦めて帰るか私に殺されるか選びな」

「諦めない!」

「じゃ死にな!」

それがこの女の子との初めての出会いだった

どっちにしても獲物かい






私とかなの不思議な冒険

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