ふとカレンを見ると

予想外な者が出てきたから唖然としている

再び視線を元に戻すと男の姿はなく

やはり夢だったのかと思ったけど

「早く部下を呼べ!呼ぶのはこの三人でいい」

背後から命令された

振り返る勇気が出てこない

カレンが何とか正気に戻ったみたいだ

「あなたは誰なの?」

「俺か?俺はデビルと言っておく」

悪魔か

「何処から来たの?」

「この世には人間界以外にも沢山の世界がある例えば地獄もそうだし天界もそうだ。俺は暗黒界からきた。まあ人間界の言うところの刑務所にいたがな」

刑務所?

そうなると

「あなたは犯罪者?」

「そうなるな♪」

「罪名は?」

カレンさんそれ聞かなくていいのでは

「罪名か。政府転覆を目指して捕まった。目指している間に何人かは殺ったかな♪」

政府転覆

いわいるクーデター未遂

その上に殺人まで

「あなたの目的は?」

「暗黒界は失敗した。次は人間界を乗っとることにした」

人間界を乗っとる

阻止しなくては

二人は視線があった

カレンも同じ気持ちだった

「そう言うことだから早く部下を」

「その紙見えないから近くに持ってきて」

仕方ないかといいながらデビルが近づいてくる

部屋の中央で私にアイコンタクトで

その穴に落とせと言ってきたみたいだ

デビルが出てきた穴はまだ開いていた

あと少し

あと半歩と

ここでデビルが振り返らずに

「妙な気を起こすなよ♪俺を落とす気だろうがそんなことをしたら前の奴を道連れにしてやる嫌だろう!嫌ならおとなしくしておけ!」

デビルはカレンに渡して振り返り

「それでいい」

上機嫌で戻ってくる

カレンは諦めたらしく

三人の部下を招集し始めた