街をぶらぶらと歩き回る

後を闇子がついてくる

回りには相変わらず霊が浮遊している

私には見える

霊子は見えないらしいけど

気配は感じるらしい

こんなものが普通の人間に見えたら

パニックになるだろう

「御姉様あれなんでしょう?」

前方にテントが見えてきた

その前には長い行列が出来ている

近づくとチラシを受け取った

『移動お化け屋敷本日10時にオープン』

どうやらお化け屋敷らしい

移動とは

『世界一恐いお化け屋敷です。生きて帰れる可能性ほぼ0%』

世界一とか可能性0%とか凄い謳い文句だ

『あなたは生きて帰れる自信はあるか?あるなら挑戦せよ!』

たががお化け屋敷

しかし最後の一行に

『本物が混じってるかも』

最初にも言ったが普通の人間には見えない

見えないなら怖くない

たまに闇子見たいに気配は感じると言う人間はいるが

完全に見えるのは私だけだ

「闇子あれは移動お化け屋敷だよ」

「そうなんだ。幽霊偽物かな」

「そうね♪人が演じているだけよ」

こんな小手先の事で怖がる人間

しかもお金を払って恐怖を体験する

人間とは可笑しな生き物だ

10時を迎えてオープンしたらしく

中に人間達が吸い込まれてゆく

「闇子入りたい?」

「パス!!!!!」

多分恐いのではなくバカらしいからである

闇子は本物にあって襲われている

「御姉様あれまさか!」

指差す方向に見たことある人物がいた

「一心?何やってるの?学校は?」

列に一心とあれは悪友の英司ではないか

近づいていく話を聞いてみたら

学校は明日から夏休みだから一時間目で終わり暇だから今日からオープンする移動お化け屋敷に英司といこうとなって今に至ると説明された

霊子さんは?と聞かれたから

今パトロールしている最中

一心に遅くならないように帰っておいで

と言ってその場を離れた

「御姉様一心なんと?」

今聞いた事を伝えた

「そうなんだ。それより気になることが」

「どうしたのかしら」

「あれ」

闇子は出口を指差して

「誰も出てこないの。可笑しくない?」

オープンして間もなく30分が経つ

いくら広くてもそろそろ出てくる筈だ

確かに可笑しい

人間は次から次と入ってゆくのに

「それと中から何かの気配を感じるの」

何かを感じている闇子

私は見えないといけないが

闇子は離れていても感じるらしい

一心を止めなければ

しかしそう思うのと同じタイミングで

一心達が中に入るのが見えた

何か嫌な予感がする

確かめなければ

「闇子入るわよ」

霊子と闇子は列に並んだ













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