亜也は花水木を睨み付け

「何があったか詳しく話せ!」

山田は本当に詳しく話した

黙って聞いていた亜也は

「それで何がしてほしいんだ?犯人を当ててほしいんか?」

「いや!花水木の無罪を証明してほしい」

「犯人は?」

「それは警察に任せる」

そこで亜也は少し離れて考え始めた

「どう山田さん。あの子手を貸してくれるかな」

「わからない」

そして結論がでたみたいで

ゆっくりと近づいてくる

「断るわ」

えっ?断るわって言ったよな

「そうよ♪あなたたち私は女子小学生よ。わかる?あなた達は大人でしょう!こんな小さい女の子に頼らないで自分で考えなさいよ!」

ごもっともなお答えで

「じゃこれで失礼するわ!馬鹿な大人の人達」

ゆっくりと離れて行く亜也

止める言葉が思いつかない

(万事休すか。やはりか)

と前方の扉が勢いよく開いて

「動くな!花水木!貴様を殺人の容疑者として逮捕する」

警察が突入してきた

その中に

「貴様はあのときの新聞記者となると」

振り返り忍び足で逃げようとしている

亜也を睨んで

「この前のくそ生意気な餓鬼か」

ガキと言われて亜也は立ち止まると

振り返り

「思い出したわ!無能な刑事さん」

そして花水木を見て

「今回も無能ぶりを発揮するのかしら」

「貴様!」

「おいそんなの相手にするな!早く花水木を逮捕しろ」

「わかりました」

亜也を無視して花水木に近づいて行く

亜也は花水木と刑事の間に立つと

「この人は犯人ではない!わからないの?やはりあなたは無能な刑事さん」

「そこを退け!退かないと公務執行妨害で逮捕する!」

そこに山田まで並んで

「花水木は確かに馬鹿ですが人を殺す度胸なんてありません!」

「新聞記者!貴様も逮捕されたいのか」

と背後から

「亜也、山田さん私捕まります」

「花水木」

「お姉さん」

警官がゆっくりと近づいてくる

そして

「容疑者確保しました」

「署に連行しろ!」

連行される花水木に

「花水木必ず証明してやるからな」

振り返り僅かに微笑を浮かべた花水木は

外に消えた

「じゃな。今回は餓鬼の出番はないな」

「ガキじゃない!馬野原亜也だ!やってやる!あの人の無罪を証明してやる!必ず!そのときになって後悔するなよ」

刑事は何も言わずに立ち去った

「亜也?まさか助けてくれるのか?」

「ああやってやる!じゃ早速現場に案内しろ!」






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