「一心何処?」

霊子は化学室について

入り口から叫んでいた

中はカーテンが閉まっていて薄暗くて

端の方は完全に闇に包まれていて

見えない

「中に入るしかないみたいね」

化学室にゆっくりと入る

完全に中に入ると後ろでドアが閉じてしまった

「しまった!」

押しても引いても開く気配がない

軈て闇の中から一心が出てきた

「一心?奴は何処なの?」

「奴?奴はお前の前にいる」

「!あんた一心じゃないね!乗っ取られたか?」

「その通りだ!さあ可愛いこいつは攻撃できまい!」

と霊子はいきなり一心の頭を叩いた

「そうでもないよ♪一心がどうなろうと関係ないし」

「痛いじゃないか!こいつは一心だぞ」

「それがどうした?関係ない!」

「しまった!乗り移る相手間違えた!」

「殺る前に聞いておくけど何がしたかったんだ?」

「私を人間に戻してもらう」

「無理!」

「一言で終わりかい」

「死んだものは戻らない!あなたはもう死んでいる!」

「俺は・・・・・俺は・・・・死んでいない」

「やばい!霊力が強くなった!」

一心の回りに紅い煙が漂ってきて

軈て一心を完全に包み込んだ

「何をする気?」

紅い塊と化した一心

御札を投げてみるが直前で燃えてしまう

「完全にやばい!中の一心も気になるが」

霊子にはどうすることも出来ない

(ここ何処?俺はあの霊に乗り移られた。までは覚えているがそのあとの記憶がない。で気がついたら回りが何故か紅い!)

(教えてやろう!今私の結界の中にいる。あの霊子も手が出せないみたいだ)

いきなり目の前にあの霊が現れた

(俺に乗り移ったのでは?)

(結界の中では無理だ)

(でどうする気?)

(結界を解いたら霊子を殺る!)

(何でまた)

(ある方に頼まれていてね♪霊子を殺ったら戻してくれると約束したんだ)

(ある方?)

(名前は出せない!)

(そんなこと信じられるのか?)

(ああ信じられる!さあお喋りはお仕舞いだじゃ結界を解くよ♪)

「一体何分間待たせるかね♪」

と紅い塊にヒビが入った

「どうやら出てくる気になったみたいね」

「待たせたな霊子!第二ラウンドといこうか!死のラウンドの開始だな!」







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