新幹線に乗って3時間

新大阪に着いた

とりあえず楓中学校を目指すことにした

下に降りて在来線に乗り換え

30分目指す駅に着いた

ここからバスでさらに30分かかる

バスは30後まだ時間はある

とりあえず駅前の喫茶店に入って

アイスコーヒーを注文して

持ってきたパソコンのスイッチを入れて

一里塚恵美を調べてみる

店のホームページには

今日から一週間お休みします

と書いてあった

仕方がないからさらに


画面をスクロールして行くと

楓中学校のホームページが現れた

内容は学校案内だった

ごく普通の学校

特に変わったところが見当たらない

念のために一里塚恵美の写真をダウンロードしてスイッチを切った

喫茶店を出るとちょうどバスが入ってきた

平日の昼下がり

乗客は少なく

私を入れて3人しか乗っていない

車窓は家の数が段々と減って行き

完全に山ばかりになってきた

本当にこの先に中学校があるのか心配になってきた

軈て目的のバス停に着いた

降りた目の前が楓中学校

因みに横には楓小学校

ホームページで見たままの校舎があった

既に連絡は入れてあるから

直ぐに職員室に通された

取材と言ってある

田舎で頑張る中学校

と言うのがそれだった

最初はそれらしき事を聞いていた

たまになるほどと相槌をしながら

軈てタイミングを見計らって

名前を出さずに

写真を見せてみた

「この人知っていますか?」

校長は隅々まで見て

「この人が何か?」

知らないみたいな感じだった

写真を引っ込めて

「一里塚恵美さんの事を調べていて、ここの中学校の卒業生とわかって来ました」

「恵美君ね!わかりました。担任をしていた人に変わりますか?」

そう言うと校長は部屋を出た

しばらくして担任をしていた先生が入ってきた

さっそく写真を見せるが

校長と同じで知らないと言った

「そんなはずないでしょう!これ一里塚恵美の筈です!」

「間違いない!これは恵美じゃない。卒業式で写した写真があるから見てみるか?」

持ってきた写真を見て

別人とわかった

「それに恵美は卒業式から一ヶ月後に事故死している!私は葬式に行ったから」

私は声が出なかった

ありがとうございましたと冷静を装い

学校を後にして

駅前の喫茶店に着いた

馬鹿な!一里塚恵美は卒業式の一ヶ月後に事故死

写真は別人

じゃあれは誰なの?

私は誰とあって話していたの?

どうしよう

こうなったらアメリカに行くか?

でもその前に実家を訪ねてみるか

場所はさっき担任の先生に聞いてある

それと気になる事が

さっきから喫茶店の外に

覆面をしたひらひらマントの男が彷徨いているのが見えるが

まあ気にしなくてもいいか

お金を払って店を出ると

覆面の男の姿はなく

私は予約してあるホテルを目指した