「キラリン移動手段はやはりあれか?」

振り返り

「ご想像にお任せします」

前を向いて歩きだす

やはりバスだな

あの映画も確かバスだった気がする

と目の前には駅が見えてきた

そうか!

特別列車か

あの映画もそうだ

「キラリン俺も乗れるよな?」

「大丈夫かな?多分」

キラリンは券売機に

「お兄ちゃんおかね?」

はい?はい!

ただじゃないの?

かねとるのね

仕方なく金を渡すと

切符を二枚買って一枚を俺に渡してきた

片道980円の切符

改札を抜けて

多分特別なホームがあるんだな

何処かに入り口があり

そんな期待は直ぐに破られた

キラリンは一番ホームに降りていき

入ってきた電車に普通に乗ろうとしている

そんなキラリンを寸前で止めてホームに戻すと

「キラリン特別列車は?」

そんな質問にキラリンは

呆れた表情で

「お兄ちゃん何言ってるの?そんな映画みたいなことあるわけないでしょう!少しは考えてよ!」

あまりの大声に反対側にいた人達も一斉にこっちを見る

恥ずかしいや

「キラリンごめん」

キラリンはゆっくりと振り返ると

「あそこの人達殺ってもいい?」

反対側にいる人達を指していた

クラブを取り出して襲う気だ

「駄目!そんなしたら犯罪だから!」

舌打ちをして思い止まる

「お前らこっち見るな!」

反対側に向かって吠えている

俺は他人でいよう

あれは他人

キラリンから少し離れて振り返ると

キラリンが凄い表情で

「お兄ちゃん何【あれは他人あれは他人】って感じで離れているの?」

「それは気のせいだよ♪」

「なに♪までつけて!」

「電車が入ってきたぞ」

いいタイミングで入ってくる電車に

「やったー早く乗ろうよ♪」

前のことは忘れている

電車が止まり

乗り込むとキラリンは真っ先に座って

手招きをしている

やれやれ

俺はキラリンの横に座ると同時に

電車は動き出した




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