最初の一撃をお互いにかわして距離を取り離れる

「噂通りに凄いんだ!世津は」

「それはありがとう。あなたもやるじゃないの!かな子」

再びお互いに斬りかかっていた

「やはり私の目を見ないんだ」

「当たり前でしょう」

世津はかな子と視線を会わさないように戦っていた

「それじゃ私の動き分からないでしょう?大丈夫だから見てみたら?」

「断る!」

再び距離を取り相手の隙を探し会う

そんな戦いを見ていたら

圧倒されて声がでない

これがプロの戦いか

かな子世津お互いに一歩も引かない激しい攻防を繰り返していた

「世津流石に疲れてきた?大丈夫?」

「かな子こそ疲れてるんじゃないの?」

「それはない!仕方がないからあれをするしかないか!」

かな子は剣を納めてゆっくり近づいてくる

それをみた世津もやはり剣を納めて

かな子に歩いて行く

数歩進んだところでお互いに止まり

「やはり世津も使えるんだ」

「かな子もか」

「辞めた!瞬殺剣なら殺れると思ったけど世津も使えるんなら」

「そのようね♪じゃ戦うのもやめる?」

「続けるよ♪私には切り札があるから」

「奇遇ね♪私もあるんだ。切り札が」

「そうなの。仕方がないから私からいくね♪最近考えた術なの!使うのは世津が初めてよ♪」

「これも奇遇ね♪私も最近よ♪かな子に使うのは初めてかな」

お互いに剣を抜いて構える

「世津いくよ♪暗黒剣!」

「かな子覚悟!神切剣!」

かな子の剣が黒いオーラを発して軈て黒い煙らしきもので包まれて行く

世津の剣は白いオーラを発して軈て白い煙らしきもので包まれて行く

そしてお互いに斬りかかっていた

世津はかな子の攻撃を紙一重で避けて斬りかかるがこれをかな子も紙一重で避けると反撃に出た

黒い剣が世津に斬りかかっていた

それを避けたが

かな子は距離を取り離れる

「世津あなたの負けね♪」

「何を言う!私はまだ殺られてないわ」

「世津あなたは私の幻術にかかったの」

「目を見てないぞ・・・・ってまさか!」

「そのまさかよ♪私の剣を見た」

「あの黒い剣がそうなのか?」

「そうよ。瞳と違って直ぐに効果は出ないけど♪もうすぐ出るわよ」

徐々に視界が闇に覆われて行き

完全に闇が支配して行く

「かな子!何処に逃げた!出てこい!」

と目の前にかな子が現れた

世津はかな子を斬りかかるが

それは煙みたいに姿を消した

また背後に現れた

斬りかかるがこれも煙みたいに消えた

(やばい!かな子の術にかかったのか?)

軈て回りに沢山のかな子が現れた

呆然と立ち尽くす世津を見て

「世津今楽にしてあげる♪」

剣を納めてまるで散歩をしているような足取りで世津に近づいて行く

その姿を見て

(止めなくちゃ・・・でも体が動かない!どうしよう?このままなら世津が殺られてしまう)

「死ね!世津!瞬殺剣!」

かな子は世津の前から消えた

背後に現れたかな子が振り返らずに

「誰?今邪魔したでしょう!」

ゆっくりと振り返ったかな子の視界には

世津の前に立っている三雲の姿があった









Android携帯からの投稿