(私は一体何者なの?)

部屋に通されてからその疑問が頭の中を支配していた

かな子は言った

世津は私を利用しようとしている

でも世津は私の師匠

そんな世津が私を騙してるわけがない

そんなことはわかる

わかるが・・・・・何故だろう?

かな子の目を見ていたらその自信も揺らいでいくのがわかる

もしかして・・・・・・・

とドアを開けてかな子が入ってきた

「三雲、私の目を見て答えなさい」

言われるままにかな子の目を見る

ここではじめて気がついた

かな子の目の色は

青より深い葵だった

全てを吸い込む葵

(なんなんだ?この気持ちは)

全ての嫌な事を投げ出したい

そんな思いが体の中から溢れてきた

「さあ三雲どうする?私につく?世津の方につく?選びなさい」

私は・・・・私は・・・・世津・・・・

目を離した

「三雲私の目を見なさい!」

再び目を見るとそこには

やはり葵瞳が見つめていた

「よーく考えなさい!どっちがいいか」

かな子は私の側まで来ると耳に囁いた

「かな子!あなたは何も考えなくていいわよ。私についてきなさい。で一緒に世津を殺りましょう!その先に世界征服があるわよ♪私にはあなた三雲が必要なの。わかる?わかるでしょう!」

かな子はゆっくりと離れてゆく

「さあ!答えて三雲」

何も考えなくていいんだ

かな子はいい子

世津は悪い子

私は立ち上がるとかな子の前で膝待ついて

「かな子の言う通りにします」

世津はかな子の部屋の前に来ていた

ここに来るまでの警戒があまりにも薄かったのが心配だった

まあいいか

それより早く三雲の所に

ドアをゆっくり開けてゆくと中には

かな子と真電に三雲がいた

「あら遅かったね♪もう手遅れよ♪三雲は暗示にかかったよ♪ほら見てごらん」

かな子の指差す方向に三雲がいた



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