走りながら腰にさしている剣を抜いて斬りかかるが小雪にはあっさりと交わされてしまう

「振りが大きいのよ。そんなの楽勝で避けられるよ。じゃこっちから行くね」

小雪は手を前に差し出すと手に光の剣が現れた

「これは氷の剣よ。この剣からはこんなことが出来るのよ」

剣を上に掲げると何かの呪文を唱えた

どうやら人間の言葉じゃないみたいだ

「行きます!喰らえ烈氷剣!」

振り下ろされた剣先から氷の小さな塊が飛び出してきた

「!!!!!避けられない」

私は守りの姿勢を取る

凄い衝撃が襲ってきたが辛うじて持ちこたえてその場にとどまる

「嘘耐えたの?信じられない。なーんてね♪今ので半分の力よ。じゃ次は75%で行くね」

(あれで半分の力?

そして次が75%ですって

こうなったらこっちからも仕掛けないと)

ブリーフは刀を納めるとその場に前屈みになって再び刀に手をかけながら動かなくなった

「それは何かの呪文かしら?それとも降参の姿勢かしら?」

違う

これから気功法をしようとしている

気功法

集めた気を剣先に集めて一気に放つ

強力な技だが欠点もある

集めるのに時間がかかるのと

集めている間は動けない

この間に教われたらひとたまりもない

だからきをそらさないと

「小雪さんはどうして玉樹を誘拐したの?」

「私じゃないよ。やったのはかな子。私はかな子の命令であなた達を殺れと言われているだけよ。だから何で誘拐したのかは知らないよ」

(あと少し)

「かな子は何処に?玉樹は何処に?」

「玉樹は知らないよ。かな子なら」

(よしたまった!行ける)

「話はここまで。喰らえ烈氷剣!」

私も

ほぼ同時に

「小雪さん覚悟してください。行きます!気功法!」

剣を一気に引き抜くと光の玉が剣先から放たれた

光の玉は烈氷剣で放たれた氷の塊を全て砕いてそのまま小雪に向かった

「貴様!何をした?ヤバい!避けられない」

光の玉は小雪にぶつかって爆発した