お父さん……2 | ぱるたのTEE*TIME

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日々の色々、徒然なるまま(#^.^#)

夕方6時出発。
 
 
近くのガソリンスタンドで満タンにして、隣のドラッグストアでジュースとガムとパンを購入。
 
 
 
たえさんとぱるちゃんはパンをかじりながらぱるたのTEE*TIME-70P700383_DCE.gif
 
 
 
 
 
1番近いICから北陸自動道へぱるたのTEE*TIME-70P700348_DCE.gif
 
 
 
 
携帯のナビは所要時間を8時間半と示しているぱるたのTEE*TIME-70P700022_DCE.gif
 
 
 
 
 
到着は夜中の3時頃。
 
 
 
 
たえさんのお姉さんに事情を話し、泊めてもらえるようにお願いすると、快くぱるたのTEE*TIME-70P700423_DCE.gifしてくれた。
 
 
 
 
途中、三回の休憩を取りながらも予定道理に伯母の家に辿り着けたぱるたのTEE*TIME-70P700046_DCE.gif
 
 
 
 
サービスエリアで買ったお土産を渡しながら思い出話に花が咲いた。
 
 
 
 
㍉が小さい頃、祖父母と伯母一家と㍉一家の総勢10人で暮らしていたんです。
 
 
 
当然、伯母も父の事を良く知っていて父の死を悼んでくれました。
 
 
 
 
昼過ぎにはボッチの手筈で父が最期に暮らしていたアパートの引き揚げと、遺体が安置されている葬儀社へ行くことになっている。
 
 
 
 
取り敢えず、ぱるちゃんを寝かせて㍉も仮眠を取ることにした。
 
 
 
 
結局、いろいろ考えてしまって眠る事なんて出来なかった。
 
 
 
 
携帯の時計を見ると8時を少し過ぎた頃、伯母がキッチンで朝食を作る音がしてきた。
 
 
 
 
長時間ドライブで疲れているのに眠れなかった身体は鉛の様で、引きずるように布団からはい出ると、伯母が居るであろうキッチンへ向かった。
 
 
 
 
暫く二人で、あんな事が有ったね!こんな事も有ったね!なんて、父の話しをしていた。
 
 
 
 
日も高く上がり、暖かくなりはじめた頃やっとたえさんとぱるちゃんがリビングに顔を出した。
 
 
 
 
マミー(伯母)が作ってくれた朝食を皆でいただいた。
 
 
 
ボッチから携帯があり待ち合わせの時間を確認。
 
 
 
 
どうやらアパートは以前住んでいたアパートから歩いて30分位に位置するらしい。
 
○横浜駅の近く、広い国道沿い。
 
 
 
 
約束の時間の少し前、目的地の近くまで行きボッチを待ってたら携帯が鳴った。
 
ボ『今どの辺!?
 
㍉『○のハナマサの手前、ナントカモータースの前で待機中であります!!
 
ボ『あっ、そこ大家さんち。その2階だから。』
 
 
           !!
 
 
 
『何ですと!!
 
 
 
 
何気なく停車したその場所こそ目的地だったのでした。
 
 
 
ボッチは後10分位掛かるみたいで、大家さんに電話を入れておくから先に行っててと…
 
 
 
たえさんは車の中で待ってると言い、一人でナンチャラモータースの事務所に向かいました。
 
 
 
事務所のドアをノックすると、人の良さそうな社長さんと奥さんがいらっしゃいました。
 
 
 
『圭次郎の身内の者です。』
 
と切り出すと、社長さんは暖かく迎え入れてくれました。
 
 
 
それからボッチが到着するまでの間、父の話しを聞かせてくださいました。
 
 
 
三年程前に越して来た事。
 
コチラに来る直前にペースメーカーを入れた事。
 
初めの頃は弟さんが良く来ていた事。
 
週に二回、デイサービスに行っていた事。
 
保健センターの方が良くして下さった事。
 
天気が良いと近くの商店街まで散歩に出ていた事。
 
3月3日、デイサービスへ出掛けて行ってそのまま帰って来なかった事。
 
 
 
 
 
 
沢山の方々に良くしてもらったんだね…
 
 
 
 
 
程なくしてボッチが到着。
 
父の部屋の鍵をお借りしてドアを開けました。
 
 
 
 
       つづく