お腹の中の赤ちゃんは、
生きのびるために「反射」を持っています。
固める反射は
胎児が5週目ころに現れる反射です。
この時期はまだ脳ができていません。
脳を通さないのが、反射です。
さて。
テレビドラマなんかで
妊婦さんが転んで流産……なんていう
シーンがありますが、
赤ちゃんは、そんなに簡単には死にません。
キュッと身体を固めて、
衝撃から身を守っているのです。
これが、固める反射。
また、添加物などの毒が
入ってきそうになったら、
身体を固めて、へそのおを遮断し、
身体に入らないようにします。
このときも、固める反射を発動します。
お母さんのストレス、
電磁波、
場の嫌な雰囲気などの、
波動にも影響を受け、
そのストレスから守ろうと
身体を固めます。
この固める反射は、
お母さんのお腹の中で
安心・安全感覚を獲得し、
お腹から出るときには
統合(卒業)しているのが
望ましい発達です。
しかし、現代の社会状況や
生活習慣、母体のストレスにより
統合されずに生まれてくる人も多く、
大人になっても強く持っている人がいます。
固める反射が活性化していると、
いつも身体を固め、
不安や恐怖を感じていますから、
とても疲れます。
他の原始反射も残りやすいです。
※原始反射とは、
子宮内~出生後に現れる
思考を通さない「反射的(自動的)な動き」です。
原始反射あれこれ
固める反射チェック
以下のような特徴は
大人になっても
赤ちゃんの身体の反応が
統合されていないことが
原因である可能性があります。
■仕事に影響する事柄
□ ストレスに弱い
□ 気持ちを伝えるのが苦手
□ イヤ・だめ・できないなど否定的
□ 人前で恥をかくことを恐れる。
□ 予定の変更が苦手
□ 心配症。不安
□ 恐怖症。臆病
□ 涙もろい。かんしゃく
□ がんばっても、人と同じようにできない
□ がんばれない
□ 人間関係を築くのが苦手
□ 失敗が怖くて動けなくなる
■日常の困りごと
□ 引っ込み思案、内気
□ 人見知り
□ 身近な人から離れるのを怖がる
□ 集団が苦手
□ 注意をひきたがる
□ バランス感覚が悪い
□ 引きこもりがち
□ ゆっくりできるけれど、素早くできない
□ 乗り物酔い
□ 食べ物の好き嫌いが激しい
□ 睡眠が浅い・むらがある
□ 身体の動きがぎこちない
□ おうむ返し。同じことを繰り返して言う
□ スキンシップが苦手/スキンシップを過度に求める
□ パニック障害
□ 自閉症スペクトラム
□ アレルギー(花粉症・アトピーなど)
□ PMS
□ 生理痛
■就職・転職活動で弊害になりやすい事柄
□ はじめての人が苦手
□ はじめての場所が苦手
□ 緊張してうまく話せない
□ 場面緘黙(ばめんかんもく)
□ 駅や繁華街の人混みに疲れる
□ 個室ではない場合、面接に関係ない会話や音に意識がいくことがある
□ 不採用になるたびに過度に落ち込む
□ 繰り返し行動が安心するので、毎日違う行動をするのがつらい
□ でかけるのが億劫
□ 怖くてチャレンジできない
気合で乗り越えるのもアリですが、
すごいエネルギーを使うことになります。
反射を統合していくことによって、
いま、緊張を乗り越えるために
勇気や気合いを出すために
つかっているエネルギーを、
もっと違うところに使えるので、
パフォーマンスがアップします。
反射の統合しませんか?