「田子の月」って、

何か分かりますか?


静岡県東部出身の方なら、

きっと一瞬でピンとくるはず。


田子の月(たごのつき)は、

静岡県富士市に本社を置く

老舗和菓子メーカー。

静岡県内、とくに東部・中部エリアでは

「手土産といえば田子の月」

というくらい、

地域に深く根づいた存在です。



先日、田町を訪れたときのこと。

改札を出て自由通路のど真ん中に 

田子の月 のワゴンが。


……気づいたら、

近づいていました。

あれ、何なんでしょうね。


郷土愛?

それとも条件反射?


東京で地元のお菓子を見つけると、

絶対に買ってしまう。

理由なんて、後づけです。



別に、

「どうしても欲しかった」

わけじゃない。

でも、見かけたら買ってしまう。



人の買い物のほとんどは、衝動買い。

意思決定は、驚くほど

ロジカルではありません。

人は、感情が動いたときに買う。



田子の月の暖簾を見た瞬間、

「あっ、田子の月だ。懐かしい」

——この時点で、

もう勝負は決まっていました。



次に考えたのは、

「何を買おうかな?」

ただ、それだけ(笑)



だからこそ大事なのは、

「私は、ここにいるよ」

という発信。



選ばれる前に、

思い出されること。

それが、衝動買いの入口

なのだと思います。