藤田晋と聞いて、
「誰それ?」となる人は、
もう少ないでしょう。
サイバーエージェントを率い、
日本のインターネットビジネス
の成長とともに
走り続けてきた経営者。
同世代の私にとって、
この27年の時代背景は
肌感覚で理解できます。
藤田さんの対談形式の講演
に参加しました。
感想をひと言で言うなら、
「愚直で、ブレない人」。
創業当初から一貫していたのは、
次の姿勢です。
- 組織は拡大前提で設計
- 人も事業もない段階から事業部制を導入
- 四半期ごとに合宿を行い、小さな違和感を拾う
- インターネット以外の事業はやらない
- 経営以外の仕事はしない
経営のゴールが明確だったからこそ、
目の前の業務を止めてでも
第二象限に時間を使い続けてきた。
その覚悟が、
言葉の端々から伝わってきました。
改めて感じたのは、
経営の教科書に書いてあることを、
そのままやり続けた人だということ。
印象に残ったのが、
インテリジェンス(現:パーソルキャリア)の宇野康秀さんからの言葉。
「フェラーリと馬さえやらなければ、
あとは何をしてもいい」
藤田さんはこの助言を守り続け、
今、実際に馬を持ってみて
「こういう意味だったのか」
と腑に落ちたと語っていました。
禁止事項を増やすのではなく、
越えてはいけない一線だけを示す。
だからこそ、長く効く言葉になる。
派手さではなく、積み重ね。
スピードよりも、方向性。
経営者のお手本だと、
改めて感じた講演でした
