先月末にようやくMBAの終了証が届きました。
4年も掛かってしまいましたが、無事終わらせることが出来て嬉しいです。
学生の頃は興味のある事しか勉強しないズボラ学生でしたが、社会人になってからこんなに必死に勉強する日がやってくるとは思いませんでした。
大人になっても、社会人になっても、知識の新たな取得は一生続ける方が良いと思っています。
色々な経験を積むことに加え、知識を身に付ける事が出来たのならば、それは一生の財産となります。
私の祖母は1920年生まれですが、英語がペラペラでした。
子どもの頃、それがとても羨ましくて、「どうしておばあちゃんの英語の能力を遺伝で貰えないの?」と祖母に聞いたことがありました。
祖母は笑いながら、「そんなの無理よ。私は一生懸命勉強して出来るようになったのだから、そうなりたければ同じだけ努力することよ。」と答えたのでした。
日本で生まれて日本で育つと外国語を身に付けるのは、環境に委ねて出来る事ではないので、祖母の言う通りひたすら頑張るしかないのでした。
私がMBA過程に入学した際、勉強が好きだね。と言われたことがありました。
勉強嫌いの子供でしたので、自分でも果たして本当は勉強好きだったのだろうかと疑問に思いましたが、多分、こういう事です。
「人として常に向上出来るように努めたい。」
その1つが、知識欲に繋がっているのだと思います。
年々年を重ねると、もっと心の広い人になりたい、人の役に立てるようになりたい。などともしかしたら、これも煩悩なのかも知れませんが、自分を向上させたいと願うようになりました。
幾つになっても今の瞬間は新たな経験なので、一生学び続けることになるでしょう。
これからも可能な限り、色々な知識を得て行きたいと思います。