久しぶりのメンバーでのプチ遠征は…、

ずっとずっと、行きたくていたお店
、
北本の豊かな田畑広がる中に、

ひっそりと佇む、
まるで老舗旅館を思わせる、立派なお屋敷、

深遠な門を潜ればすぐ、
これも趣のある屋根付き門戸に迎えられ、
その先には入り口へと続く石段…。
北本 「蕎麦 阿き津」
心ときめかせ扉を開くと、
これも旅館のような立派なお玄関。
「いらっしゃいませ~」
迎えて下さる花番さんは丁寧でにこやか、

こちらにどうぞ、と幾つかの部屋を通り過ぎ、
通されたのは、床の間を設えた奥の小部屋。
なんて贅沢…
。
ゆったりと置かれたテーブルに、
座り心地のいい座椅子。

窓からは、手入れのされた庭に山々の景色が広がり、
鳥の鳴き声をBGMに、静かで長閑、
座っているだけで、憩い度満点
。

程なく出されたお茶に、
品書きを開くと、すっきりシンプル、

まずは…、久しぶりの遠征、
しかも、ようやく訪れられた念願のお店、
蕎麦前も楽しみたいと・・・、

「蕎麦店では埼玉初!当店だけえ味わえます」との、
ベルギービール 「初陣」。
すっきり爽やかフルーティー、
ぷは~っ、サイコー

ドライバートムさんは…、
珍しい青小梅の、自家製 「梅ジュース」、

添えて出されたお通しは、
「大根、茄子、牛蒡の味噌漬け」。
つまみつつ、天ぷらに蕎麦がきを、充てに注文~。

待つ事しばし、出された「天ぷら」が美しい
。
見るからにからりと上がった天衣の、
オクラに南瓜、谷中生姜、

茄子に、立派な海老2本、

さっくさくの衣に包まれたミニトマトと…、
どれも軽やかで、野菜は瑞々しく、
実にレベルの高い天ぷら
。

くぅ~っとビールを飲み干して、
続いて、埼玉の 「ひこ孫」 純米吟醸、

ここに、「釜あげそばがき」も。

「生醤油で召し上げって下さい」と、
山葵に、削り節と葱が添えられ…、

熱々の蕎麦湯の中にたっぷり三つ。

掬ったそばがきは、滑らかふわふわ。
口に含んだ途端にとろける軽やかさに、
ふうわりと蕎麦の風味が広がり、
何もつけなくても風味豊か
。
これに、「蓬莱色男」のお替りをして…

そろそろお蕎麦を頂こうと、
「おせいろ」に「つけとろろ」、

「暑い夏にオススメです!」との、
「おろしぶっかけ」に、「すだちそば」を、
それぞれひとつ注文~。

待つ事程なく、すごいっ、一度に到着
。

何はともあれ、まずは「おせいろ」。
北海道音威子府産、福井在来種、二八そば。

ほのかに甘皮が透ける美しき姿に、
キリっとした腰の心地の良さに、喉落ちる清涼感、
ふっと喉元から鼻に抜ける芳しき味に香りと・・・、
おっ、美味しいっ
手繰る毎に味わいは深まり、
添えられた、円やかな汁も素晴らしく…、

千葉 多古産、群馬 尾島産の大和芋を、
「自然ホイップさせた」とろろだそうで…、

この粘りがものすごいっ。
もっちりとしてふわっふわ。
下に注がれた汁と混ぜ、絡みついてくるとろろが絶品
。
実に満足度高い「つけとろろ」に…、

辛味大根の「おろしぶっかけ」。

辛すぎないけど、辛い大根が後を引く、
削り節の旨みも加わり、
これはも~う手繰ったら最後、わしっわし
。

そして…、まさかのうれしい冷かけ、
「すだちそば」

澄み透明な汁は、やわらかな上品な出汁に満ち、
すぅ~っと広がる、すだちがさっぱり爽やか。

その中に浸ったそばは、きりっと締り、
手繰る毎に体に広がる清涼感。
ん~、どれもこれも、
とにかくお蕎麦が美味しいっ

最後にたっぷり蕎麦湯を頂き…、

食後は甘味、自家製 「豆かん」に、

私は、大好きな「伊吹団子」。
お抹茶付きがうれしいな
。

ふわふわ蕎麦がきに、
滑らかなこし餡がとろりと甘く、
まぶされた黄粉の香ばしく、
は~、幸せ、大満足…
。
ゆったりとした時間を寛げた贅沢さに、
お蕎麦の旨さの余韻を噛みしめ…

帰り際には、外まで見送って下さるご主人。
なんと「無庵」のご主人と同期だったなどなど、
大らかで朗らかで、ダンディなご主人との話も楽しく、
心に残る、素敵な午後のひと時に…、
ご馳走さまでした~
帰りの車でうとうとと夢心地。
ああ、来れてよかった…。
又訪れて、季節限定の「おしぼりそば」も食べたいな
。

「蕎麦 阿き津」
埼玉県北本市高尾6-248
048-593-3375
11:00~14:00 (夜は予約のみ)
水曜木曜定休
禁煙
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