「庵 浮雨」のお鍋を、ど~しても食べたくて…。
春の兆しが見え始めた今日この頃、
慌てて浦和へゴーゴー
。

昼時はシャッターが目立つ「ニシギンザ」の中も、
幾つも灯りが灯り、賑わいを見せる夕暮れ時、

その中で、そっと足元を灯す行燈に、
どこかアンニュイな空気が漂う… 
浦和 「庵 浮雨」
暖簾が下ろされたばかりの店内で…

ハートランドで、念願のお鍋にまずは乾杯~
。
今日頂くのは、「庵浮雨風 特製鍋コース」
。


美味しそうに並ぶお料理の品書きを眺めていると…
程なく出された、三種の「野菜のタパス」。

素揚げし漬けた、「かぼちゃのマリネ」に、
コリコリしゃきしゃき歯ごたえが快い、「木の子のマリネ」、
クリームと胡麻、その組合わせが絶妙な、
「ホウレン草のゴマクリーム」
。




きゅうっとビールを飲み干して…、すぐお酒
。

まずはすっきりと、神奈川の「昇竜蓬莱」生酛純米

同時に出された、「蕎麦屋のタパス」 二つは、

「柚子胡椒風味の タコのマリネ」。
ぷりっとしたタコに、柚子がふわりと香り爽やか、
ピリっとした心地のいい辛さが後を引き…
、

オレンジ色鮮やかな、「イカ刺のトマトマリネ」。
サフランとオリーブを合わせたソースが絶品っ
、
細く切られた柔らかな烏賊から、
トマトのフレッシュな風味が広がり、こ、これ美味し~い 

フレンチに和を合わせた、斬新な美味しさに、
ツツーっと、お酒がススムススム。

続いて、これも看板の、スモーク二種
。

ほとんどレア、脂が乗った、「しめサバのスモーク」に、

薫香の中からぷちぷち弾ける粒がたまらない、
「たらこのスモーク」 

これらを前に、お酒もお替り
、
奈良の「花巴」山廃純米、に、栃木の「千禽」純米吟醸。・
野菜のタパスから魚貝のタパス、そしてスモーク、
出す順番も、密かに配慮され…
、

最後はお肉、「馬さしのタルタル」

フレンチドレッシングで和えた、馬刺しのタタキに、
自家製タルタルがかかった馬肉は、
さっぱりとしていながら肉々しく、これは旨いっ

「洋風とりわさ」は、大好きな一品。
爽快な山葵に、まろやかにコーティングしたオリーブオイル、
しっとりとした鶏ささ身は、やっぱり美味し~い…

「鴨のロースト」は、ふっくらと柔らかジューシー、
下に添えられた、「焼ネギのマリネ」がとろ~り甘く、
静岡「喜久酔」をお替りをして味わって…

いよいよ、いよいよ、お目当てのお鍋が到着~
。

キャベツに水菜、エノキに葱、身厚の椎茸の、山盛りの野菜に、

思わずわあっ、と声を上げちゃう
、
大きな大きな浅利に、黒々としたムール貝、
牡蠣に白子に、真鯛がたっぷり。

しかも…、これが「庵 浮雨」風、
火にくべられた鍋のスープは、「フュメ・ド・ポアソン」~

魚貝のアラで取った出汁の、い~い匂いが、
鍋からふつふつわき上がり…

まずは、鯛でしゃぶしゃぶ~。
ほろほろっと崩れる鯛が美味しいのはもちろん、
奥深きフォンの旨みの層に、クリームがまろやかに溶けた、
この、スープの美味しさと言ったらっ
。

大ぶりの浅利を堪能し、ムール貝を堪能し、

このスープを吸った、野菜は、二重にも三重にも旨みを増し、

ぷっくりとした白子から、流れ出すミルクにうっとり。
食べ進めるに従い、鯛の旨み、貝の出汁、
野菜の滋味を海のスープが包み、
食べるに従い、じわじわと旨みが増し、桃源の渦へと誘い込む
。
黒コショウを引き、キリっと味を締きしめ、
パルメジャーノを散らし、まろやかなコクをさらに加え、
後はもう、夢中でしゃぶしゃぶ~
。

そして…、〆はもちろん、お蕎麦
。
茨城静御前の常陸秋そば、
フェットチーネ風に打たれた十割そば。

手繰り上げれば、むわむわと広がる芳しき香りに、
そのまま噛みしめれば、
豊穣なる蕎麦の旨みが広がり…

アルデンテに茹でた蕎麦は、
たっぷりとスープに絡めて、絶妙な茹であがり、
蕎麦の中に、スープが染み、これはたまらな~いっ
。

ああ、止まらない、しゃぶ~しゃぶ~
ん~ん楽しい、ん~ん美味しい、幸せ~
たっぷり頂きお腹もいっぱい、念願のお鍋に感無量。
ご馳走様でした~
類まれなき、和とフレンチの、フュメ・ド・スープのお鍋に、
フィットチーネ蕎麦しゃぶ。
さすが、「庵 浮雨」、これは素晴らしい
。
決めたっ、毎年これ、食べに来ようっと
。
※「庵浮雨」風 スペシャル鍋コースは、4人から。

「庵 浮雨 - un peu - 」
埼玉県さいたま市浦和区高砂2-8-11
ナカギンザ内
048-825-0468
18:00~21:00
月曜定休
禁煙