(算命学の学びを“memo”ってます😌


この占技は、長い人生の間には精神的に異常を来す時期がある、という考え方から出発しています。


何かをきっかけにして、気が滅入って通常の社会生活に支障を来したり、それが高じると自分の存在を否定して、自らを消してしまう(自殺)という行動にまで至ってしまいます。 


現在では、このような状態を鬱症状と言い、医学的な病とされています。もちろん、脳の疾患が原因で鬱の症状を呈する場合もあるでしょうが、自然の流れとして思考がそのような方向に向かってしまう場合があることも事実です。


身近な人を失ったり、仕事の失敗を強く非難されたり、自らの存在を否定されたりした場合に、鬱の症状が現れるのです。


「混在占技」は、人生の壁(自己否定に向かう時期)を推測し、その時期を乗り切る改善策を講じるための占技です。


この占技で、人生の壁の時期を把握し、しっかりと改善策を取ることが重要です。


結論から言うと、改善策は『身体(健康)を鍛える』ことです。 人生の壁に突き当たり迷うのは、精神的なものに起因しますので、これに打ち勝つための体力が必要ということです。


では、これから精神的な壁にぶち当たる時期を探す占技を学んで行きます。



【手順①】

陰占命式の干支と大運の干支を干と支に分けて組み直し、異常干支が出来る所を探します。この場合、必ず大運の干支が絡まなければいけません。


⭐️私の命式と大運


(命式)

丁丁乙

丑亥巳


(大運)

4~   丙戌 (異常干支)

14~ 乙酉 (天中殺)

24~ 甲申 (天中殺)

34~ 癸未

44~ 壬午 (異常干支)

54~ 辛巳 (異常干支)

64~ 庚辰

74~ 己卯

84~ 戊寅



①初旬大運と命式の4柱を見ます。


丁丁乙 丙

丑亥巳 戌


この大運では異常干支が出来ません。



❷2旬(14~23)大運と命式の4柱を見ます。


丁丁乙 乙

丑亥巳 酉


月柱地支の「亥」と大運の天干「乙」から、異常干支「乙亥」が出来ます。



③3旬大運と命式の4柱を見ます。


丁丁乙 甲

丑亥巳 申


この大運では異常干支が出来ません。



④4旬大運と命式の4柱を見ます。


丁丁乙 癸

丑亥巳 未


この大運では異常干支が出来ません。



⑤5旬大運と命式の4柱を見ます。


丁丁乙 壬

丑亥巳 午


この大運では異常干支が出来ません。



❻6旬(54~63)大運と命式の4柱を見ます。


丁丁乙 辛

丑亥巳 巳


日柱・月柱天干の「丁」と大運の地支「巳」から、異常干支「丁巳」が2つ出来ます。

年柱の地支「巳」と大運の天干「辛」から、異常干支「辛巳」が出来ます。

★月柱の地支「亥」と「辛」から、異常干支「辛亥」が出来ます。



⑦7旬大運と命式の4柱を見ます。


丁丁乙 庚

丑亥巳 辰


この大運では異常干支が出来ません。



❽8旬(74~83)大運と命式の4柱を見ます。


丁丁乙 己

丑亥巳 卯


月柱地支の「亥」と大運の天干「己」から、異常干支「己亥」が出来ます。



⑨9旬大運と命式の4柱を見ます。


丁丁乙 戊

丑亥巳 寅


この大運では異常干支が出来ません。



《結果》

大運2旬目、6旬目、8旬目で、6つの異常干支が出ます。つまり、この6つの異常干支がある大運の何処かで、鬱的な時期に遭遇するということになります。


では実際に、『何時』、人生に行き詰るような精神性に遭遇するのでしょうか


時期の特定方法については次回...🙇‍♂️


*13個の異常干支

甲戌=結婚に関する異常

乙亥=結婚に関する異常

丙戌=教養に関する異常

丁巳=家系に関する異常

丁亥=霊感的な異常

戊子=礼儀礼節に関する異常

戊戌=教養に関する異常

己亥=身体に関する異常

庚子=身体に関する異常

辛巳=感性と生活に関する異常

辛亥=皮膚に関する異常

壬午=霊感作用の異常

癸巳=配偶者に関する異常


【私の大運】