昨日の続きです(算命学MEMO


貴幼法は人生の良し悪しを判断する占技ではなく、この世に生を受けた子供たちが、人間としてこれから生きて行く長い人生を、どのような思考をして乗り切って行くか、その思考の出発点を探るための占いです。


その人の性格の根幹を成す思考法ですから、成人してからもその思考形態は継続しますが、成人後(社会に出てから)は環境の影響を強く受けるため、宿命(命式)のエネルギーに後天エネルギーが作用し、本来の思考形態の特色が出にくくなります。


そのため、陰占命式から算出された陽占は、成人以降の実行動の主たる要素とは言えないので、この貴幼法は、社会に出る前の18歳頃迄の子供に限って使える占いです。


⭐️陽占人体星図の中心星で占います。


我が家の、長女と私の主星『玉堂星』の事例をみてみます😅




★概要

玉堂星は陰の北方の気運です。意味的には目上・年寄りの座気で、経験から学ぶ習得本能です。思考形成がある程度のレベルに達すると、何かにつけて理論や理屈を振りかざすようになります。


他人の話しの中につじつまの合わないところを見つけると、すかさず指摘しますが、自分の行動や意見の不合理さを指摘されると、すぐにつじつまを合わせます。 時には、理屈のための理屈をひねり出し、物事の本質でない枝葉末節な部分を取り上げ、屁理屈をこねて批判したりします。


 物事の本質が分かっていないのではなく、知っていながら自分の要求を通すために屁理屈をこねるのです。子供の頃からこのような傾向があり、悪くすると生涯言い訳ばかりして暮らすことにもなりかねません。


緻密で知的な頭脳の持ち主ですが、自分の弱みを認めてこそその頭脳が活かされ、人間性も高まるのですが、真の勇気を持てない人は逆になります。


思考方法は知的ですが、理屈だけで世の中を渡りやすく、小手先の生き方になってしまう恐れが多分にあります。 身体を張った体験的な思考をしないで、理屈だけを考え出す思考方法になりやすいのです。


現象 

思考の形成は子供の頃から、学べることは全て学び取り吸収して行く、ということから始まります。


子供の頃は静かな態度で過ごし、知識の蓄積をある段階まで進めます。 積極的に自分を表現しないので、特色ある個性的な面が現れにくくなります。


フラットな思考方法なので、疑問に思ったり疑ったりすることがあまりなく、物事や事象をそのまま、あるがままに記憶します。


この思考形態は大人になっても変わらず、一生を通じてのものとなります。


龍高星と同じように、老成したところはありますが、全体に柔らかいムードです。目の前に起こった事柄を解釈し、真実を把握するので、その事象に不合理なことがあれば、すぐに気が付きます。

頭の回転が良い人で、理屈や理論で物事を理解します。


🌟この子を育てる親は、自分の行動や意見に非があった場合、潔く認める勇気を持つように教えることです。 自分の間違いを認めることは、何も恥ずかしいことではない、ということを小さい時から頭に叩き込んでおいてください。


➡️私も娘も、もう子として育てられる期間は過ぎてしまった😅ので、今さらですが、確かに理屈っぽい親子ですね🤭

潔く認めます...🙇‍♂️