死刑を免れた昭和天皇。その代償としての原爆投下。 | マッド・アマノのパロディー・ブログ

死刑を免れた昭和天皇。その代償としての原爆投下。

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前回では第二次世界大戦の終盤に差し掛かった1945年の『タイム』誌の表紙に登場した人物と日の丸にペケに焦点を当てた。

ヒトラーの顔にペケという表紙は強烈極まりないが、敗戦国日本の「日の丸にペケ」もこれまたインパクト絶大だ。

なぜ、ヒロヒトの顔にペケではないのか?これに疑問を抱くことはあながちムダではないと思うがいかがなものか。

敗戦3カ月前、5月21日号のヒロヒトの表紙を見ていただきたい。★検索 TIME Cover Emperor Hirohito  May 21, 1945

これとは対照的に終戦直後の8月20日号は「日の丸にペケ」だ。★検索 TIME Cover Fall of Japan  Aug. 20, 1945

さてさて、読者諸氏はどう思われるだろうか。

そもそも太平洋戦争とは何だったのか?

戦後70年近く経った現在、あの戦争の真実を私たちは正確に把握しているだろうか?

例えばA級戦犯として絞首刑となった東条英機首相(当時)は海軍主導で行った真珠湾奇襲攻撃の計画を1941年11月まで告げられていなかった。

まさか、最高責任者があの奇襲攻撃を知らされていなかったなどとは誰が信じるだろうか。しかし、これが真実なのだ。

さらに信じ難いことがある。

昭和天皇は「真珠湾奇襲攻撃の可否を検討せよ」と軍に命令していた。合衆国との戦端が開かれる11カ月前だ。

杉山元(げん)陸軍参謀総長(大将)のいわゆる“杉山メモ”は1941年1月にそのことが記述されている。

参謀総長とは日本国家のなかで最高位の軍人の位だ。

これとは逆に戦勝国のマッカーサー元帥をはじめ侍従武官・鈴木貫太郎大将は昭和天皇の真珠湾攻撃事前認承諾説を否定している。

杉山参謀総長は1945年、日本が降伏した際に自殺してしまっており、ノートに手を入れる機会はなかった。

杉山ノートは歴史の重要なポイントだ。

そもそも明治天皇以降、今日に至るまで天皇の存在を監視し、コントロールしてきた外国の巨大権力が存在する、という説があり、私はこれを否定しない。

戦後、戦勝国のアメリカが敗戦国の日本を統治するためには天皇の存在が不可欠だった、ということは歴史的に認めるところだが果たしてこれを鵜呑みにしていいものか。

いやいや、これにはもっと裏があるようだ。
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