小型ライトウェイトスポーツ

日本のクルマは近年大型化して
小型のライトウェイトスポーツカーが
少なくなってしまいました。
そもそもスポーツカーの需要は
バブル崩壊後に現象をはじめ
現在ではほとんどない状態となって
しまいました。

もともと日本のクルマは狭い国土に
合わせたように小さいクルマから
スタートしているところに
あります。

1960年代に日本のモータリゼーション
は始まり、それまで富裕層にしか
乗れなかったクルマを誰でも乗れる
価格に抑えつつ性能も充実させるのが、
国のプロジェクトで達成することになり、

生まれてきたのが、トヨタパブリカや

スバル360などの今ではあり得ない

くらいの超小型車でした。

その大きさからスタートした日本のクルマ
は年々大きくなり、欧米化していきました。
日本の国土は広くなので、
海外向けに作られたクルマが
そのようになっていったものなので
しょうなんですけど。。


1972年に発売されたシビック
はやはり相当小さいクルマでした。
全長:3400mm
全幅:1550mm
全高:1325mm

この大きさ今のクルマと比べると

超小さいんです。
そんなホンダシビックも近年は
大きくなりすぎてもはや何の
クルマなんだかわからないくらいに
大きくなりました。

シビックらしい最後のクルマと
言ってよいと思われるのが、

1997年に発売された
初代シビックタイプR
EK型シビックです。


シビックはモデルを重ねるごとに
走りに徹したクルマになって
いきましたが、


このタイプRが究極走りを
極めたシビックと言って過言では
ありません。

しかも、
小型のパッケージはシビックらしい
大きさの最後のモデルだと思います。
全長:4180mm
全幅:1695mm
全高:1360mm

初代と比べて大きくは
なりましたが、その後のモデルと
比べるとまだ小さい方なんです。。

車重1t程度のボディにB16B
DOHC、VTECを搭載したエンジン
はNA185psもの出力を
発生させる高出力エンジンで、

足回りも4輪ダブルウィッシュボーン
と走りに徹したクルマだったんです。

このころはまだ小柄ライトウェイト
カーが辛うじて市場には存在して
いました。

そうして2000年ごろから
ほぼスポーツカーと言われる
クルマは姿を消していきました。。

シビック自体はその後も続いて
いきますが、この時代以降は
どんどん大型化し、アコードの
プラットフォームを使うようになり、
シビック本来の大きさではなく
なってしまいました。

ライトウェイトのカッコよかった
時代のタイプRはいったい今いくら
なのでしょうか?

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/12/700040321930190901003.html

20年も前のクルマですが、
奇跡的な走行距離のクルマは
あるものですね。
それでも結構安いと思います。

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/13/700056105430190916001.html

これを一からレストアしたら。。
一体いくらかかるのでしょうか?

それでも楽しみながら直していく
そんな付き合い方もあると思います。

この時代のクルマはサビもまだ少なく、
探せばまだ楽しみ方によったクルマが
探せそうです。

本日はシビック初のタイプRの
お話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!