1990年代もすでに30年前

 

1990年代は国産車の黄金期と呼ばれ、景気後押しされる形で開発費が湯水のように使えた時代です。自動車部品も高級なものをふんだんに奢り、価格も高い方が売れた時代で、しかも出せばほぼ確実にヒットする世の中でした。

そんな1994年にニスモは設立15周年を迎え特別仕様車の製作に乗り出しました。

 

本日はニスモ270Rについてお話したいと思います。

ニスモ設立15周年にふさわしいクルマを選んだ感じのS14シルビアをベースに作られたクルマでSR20の220psエンジンの各所にチューンナップを加え270psまで出力を高めたエンジンを搭載しています。

もともと少ない限定で30台と超希少車です。価格も450万円と割高でした。当時R32GTRが買える価格だったといいますので、相当マニアでないと購入しない車種だったのでしょう。

この手の特別仕様車は現存数が極めて少なく、あっても応談でいくらするかもわかりません。しかも外装系のパーツを集めるのに相当苦労するのではないでしょうか。。?

ネガティブな事は置いておいてS14がベースなのが渋いですよね。。

不人気車種のS14のエンジンをチューンナップして270psの出力にするあたりが。。なぜ規制枠いっぱいの280psではなく270psなのか。そしてなぜS13ではなくS14なのか。。疑問は残りますが。。

いずれにしてもあまり売れなかったレアな車種での、レアなチューンナップは今になってみると大変貴重な車種で価値が高いものだと思われます。

そんなニスモ270Rは今一体いくらするのでしょうか?

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/15/700020788530191020001.html

応談ながら販売されているクルマがありました。30台だけの販売だったので奇跡のような販売なんでしょうね。今後もタマ数は減る一方なので今ゲットしてフルレストアしながら乗っていくのも面白そうですね。

1994年は26年も前のクルマになるんですね。。

 

確かにクラシックの領域に近づいていますね。

外装系のパーツも探せばまだありそうですし、

部品も今なら探せばまだ出てきそうです。

 

車両自体は元々が少ないので見つけたら即買いですね。

本日はニスモの特別仕様車ニスモ270Rのお話でした。

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございます!

令和の本気のモンスター

 

クラシックカーとは別の現代の話ですが。。

久々の本気のホモロゲーションモデルの

 

登場に世の中のエンスージャストたちは

賑わいを見せています。

 

 

2020年のオートサロンに出品された

GRヤリスがその1台なんです。

クルマ好きを唸らせるスペックと

マニアックな仕様とエンスージャストには

 

目がくらむような魅力のある1台なんです。

 

 

早速GRヤリスについて

お話をさせていただきたいと思います。

 

 

エンジンは1600CCエンジンを搭載

しかも今では珍しい直列3気筒のエンジン

 

をチューンナップしたエンジンにもかかわらず

272psもの出力をひねり出すモンスター

 

 

エンジンでトルクはなんと37.7kg・m

2000CCのシビックタイプRの40kg・m

 

に匹敵するくらいの太いトルクです。

3気筒エンジンでこの数字を実現している

 

 

ところがマニアックなんです。

3気筒といえば1000CCクラスのクルマ

 

に使用されることが多いエンジンで

通常1600CCで3気筒エンジンをチューン

 

ナップすることはあまりないのが実情なんです。

それがマニアをくすぐるんですね。。

 

元々はヴィッツの輸出車名だったのですが、

後継車種として2019年からヤリスに

 

なったようです。

 

 

 

 

2000CCのライトウェイトスポーツの

トルクを1600CCの3気筒で実現

 

 

しかも車重が1280kgと比較的軽量

となっており、パワーウェイトレシオは4.71

 

と2000CCのシビックタイプRやGTR

などに匹敵するような数字を叩き出している

 

ライトウェイトのホモロゲーションモデル

なんです。

 

 

全長を4000mm切る長さの小柄な

ボディーに272psのエンジンを搭載し

 

フルタイム4WDとトラクションも問題無く

かかるエンジンレイアウトと、

 

 

37.7kg・mのトルクを発生させる

現代版の羊の皮をかぶった狼的なクルマです。

 

 

見かけは羊とは言いにくい主張がされて

いますが。。

 

 

しかも価格も魅力的で396万円とリーズナブル?

現代ではリーズナブルなんです。

 

WRX STI394万円だがすでに生産終了で

 

 

 

シビックタイプRが460万円するので、

パワーと装備の比較で行くとコスパも優秀。

 

 

そのためか発売と同時に2000台もの

注文が入ったそうなんです。

 

これだけのインパクトがあるクルマは

いつ以来なんでしょう。。

 

 

ランエボが発売された1992年以来

でしょうか。。?

 

 

ヤリス全体で年間25000台販売しな

ければならない、GRヤリスで2500台販売

 

 

しないとならしいのですがこの勢いなら

できそうですね。。

 

GRヤリスは既に2000台注文が入って

いるのですから。。

 

 

3L級のNAエンジンに匹敵するパワーと

トルクを1600CCで実現する当たりが

 

 

チューンナップの技術の高さを伺い知る

ことができる1台です。

 

 

60年代に開花した日本のモータリゼーション

は70年代に排ガス規制で一度滅亡し、

 

80年代にようやく少し復活してきましたが、

90年代に入るとバブル崩壊により、

 

2度目の滅亡を経験します。

 

 

スポーツカーのマインドは2度滅亡しました。

 

各社頑張って何年かに一度はホモロゲーション

モデルや本気のライトウェイトを送りこんで

 

きましたが、トヨタがついに超本気の現代版

ライトウェイトスポーツカーを送り出してきた

 

そんな感じですね。

 

 

モータースポーツ全般で活躍できる

スペックを持ちながら市販車として公道

 

 

を走ることが可能な80年代のライトウェイト

スポーツカーを知っている世代なら

 

 

このクルマにはぜひ乗ってみてもらいたい

ですね。きっと感動すると思います。

 

忘れていたGとかスピート感が現代に

 

蘇る感じですね。。

 

 

ランエボ以来の度肝を抜くスペック

28年ぶりの感動を味わってみたい

 

 

そう思いませんか。。?

限定車ではないので今購入して

 

ずっと乗り続けるのもよいかも

知れませんね。

 

 

本日は現代によみがえった

ライトウェイトスポーツ

 

ホモロゲーションモデル

GRヤリスのお話でした。

 

 

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ホンダのビートといえば

 

1990年代のミッドシップオープン

の軽自動車を思い浮かべる方が多いと

 

思いますが。。

実はその遥か昔の1980年代に超マニアックな

 

 

原チャリとして存在していたのをご存じ

でしょうか?

 

 

本日はホンダビート50CCについて

お話したいと思います。

 

1980年代は原チャリの黄金期で

それまでのおばちゃんが乗るようなママチャリ

 

 

のごとくママチャリにエンジンがついた

ものの延長線にある何の変哲もない

 

 

ただの乗り物でした。

 

1980年代は各社新しい50CCの

乗り物を世に送り出した時代で

 

 

特にホンダ、スズキ、ヤマハ、は50CCの

スクーターと呼ばれるオートマチックの原チャリ

 

 

を多く開発販売していました。

 

 

中には今も残るブランドもこのころ

発明されていたりします。

 

 

中には奇想天外な今あったら面白い

と思うようなものがあり、

 

 

それまでの原チャリとは全く違うもの

だったりしました。

 

 

1983年にホンダが開発したビートは

まさにその類でいろいろなものが世界初

 

 

だったりしたんです。

たかだか原チャリなのですが。。

 

 

・水冷2サイクルエンジン搭載

・ハロゲンヘッドライト2灯

・当時の原チャリの規制枠一杯の7.2ps

 

など初づくめが多い一台なんですが、

 

何よりこのエクステリアが個性的で

面白いと思いませんか。。?

 

メーター類も独立していて

スピードメーターとタコメーター

水温計がバラバラに独立しています。

 

 

当時原チャリのメーターにはこんなに

多くの種類の物を付けていることは

 

 

ほとんどなく、単体のメーターだけって

いう車種も少なくありませんでした。

 

なにせこの原チャリはエンジンパワーが

当時半端でなく少しチューンナップすると

 

軽く100km/hが出るほどデフォルトの

性能が高かったんです。

 

 

原チャリで水冷っていうのが素晴らしいです。

 

 

 

発売当初は1983年ですからね。

他にギア付きの単車タイプのものなら

 

 

理解できますが、オートマチックの原チャリ

はありません。

 

 

何と言っても低速用のチャンバーと高速用の

チャンバーを排気をアナログで使い分けるのが

 

画期的でした。

後に出てくるVTECと同じような考え方です。

 

高速と低速で使い方を変えるっていう。

少し内容は違うんですけど。。

カムの動きと排気の問題なので。。

 

 

 

とはいえ当時そんな考え方をするメーカーは

ホンダしかなく、後にその考え方に行き着いた

 

 

のだと思われます。

 

 

V-TACSという可変バルブ機構

メインとサブの二つのチャンバーで構成されているのですが、

 

サブは低回転域でトルク発生に適するものの、

高回転域では吸気充填効率が落ち出力が頭打ちになる

 

弱点があったんです。

そこで、手動(足動?)によって高回転時に排気系を

メインチャンバーのみにすることで、

 

高出力を得るシステムで、

 

基本的に運転者が手動操作でステップボード左側にある

ペダルを踏みワイヤーを通じサブチャンバーへの

 

排気経路を閉鎖、高回転時にメインチャンバーのみに

することで高出力を得る機構でした。

 

手動というか足動というか。。

 

実際に使った人に言わせると

早くなったという人もいればそうでなかった

 

という人もいたりどちらか分かりませんが、

画期的な機能だったということに変わりは無いようです。

 

 

83年当時はヘンテコりんな原チャリだと思いました

が超マニアックでいまではレストアしてみたいと思う

 

 

1台だったりします。

 

そんなビートはいま一体幾らするのでしょうか?

 

https://www.goobike.com/spread/8200493B20150422025/index.html?disp_ord=1

 

なんでも売っている時代なんですね。

 

こんな超レアな原チャリが

すぐに買えるなんて。。

 

 

ヤフオクならもっと安く買えるようですが、

レストアするのに程度がわりませんね。。

 

 

少し値段は張りますがこの程度のものを

ショップで買ったほうがあとあと良さそう

 

 

ですね。

 

 

本日は超マニアック

同じ名前ですが原チャリ

 

ホンダビートのお話でした。

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1994年10月

1991年から1995年までの

1990年代は国産車の黄金期で面白い企画
のクルマだったりそんなの作っちゃうの?

なんてクルマが結構販売されていたりしました。


80年代後半から90年代にかけて日産は多くの
パイクカーを販売してきましたが、日産だけでなく


実はトヨタも『そんなの販売しちゃうんだ』的な
クルマを販売していました。

もちろん限定ですが。。


本日はカローラTRD2000について

お話したいと思います。



カローラやスプリンターが1994年にマイナーチェンジ
を受けるのに合わせてカローラの1600CCエンジンを


2000CCに積み替えたコンプリート版
が限定99台のみ発売されました。


JTCC実践投入されたものと同じスペック
で販売されたんです。


今では信じられないような事ですが。。


カローラは1600CCの4AGエンジンですが、
2000CCの3SGEUにチューンナップ

を施したものを搭載したんです。

スペックとしてはノーマル1600CCだと
160ps/16.5kgmですが、
3SGEUチューンナップバージョンは
180ps/19.5kgmと出力で20ps

トルクで3kgmの出力アップのエンジンを
搭載していました。

実際にJTCC参戦用のマシンを製作する
工場で製作していたとのことで結構な本気な


感じをうかがい知ることができます。


また、メーカー純正の部品を多用した流用の
組み合わせで美味いこと組み合わされているんです。



そのままではなく各部に強化ブッシュを使用
していたり、タワーバーは一見ありものに見える


のですが、エンジンの大きさが違うので
TRD2000用に加工されたものに


変えられていたりと細かい部分にも
配慮がなされているようです。



ドライブシャフトは長さが合わないので
セリカST182の5ナンバーのものを

使ったり、ミッションはセリカST202
のものを使ったりしているんです。


純正の流用でそこまで作れちゃうんですね。。


確かに純正だから何でもできちゃうんで
しょうけれど。。

実際のホモロゲーションとは逆で
マシンありきで市販モデルを販売している
ところがバブリーな感じですね。。
しかもレースマシンを作ってナンバーを付けて

販売する当たりがバブルっぽくて
バカげていて面白いと思いませんか。。?

いまでは絶対に考えられないことですよね。


現代版の羊の皮を被った狼ですね。
でも限定99台で335万円だったそうで、


当時のカローラGTが172万円程度だった
らしいので約2倍の価格です。


考えようによってはエンジン積み替えて
ナンバー付きでフルチューンが165万円


でできると思えばもしかしたら、安価なの
かもしれませんね。


当時のハイソかーとか買える価格であった
ためにそんなに販売台数が伸びなかったのでは?

カローラGTが10台
カローラセレスが2台だったそうです。

カローラセレスが2台もあったんですね。。

もしセレスだったらもっと軽くて
速い車だったに違いありませんね。。

今中古ではあるのか分かりませんが、
あったとしても相当高値ではないでしょうか?


本日はバブル時代幻の名車
トヨタTRD2000のお話でした。

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1970年代からずっと変わらず

会社創設からずっと変わらないスタンス

戦後飛行機メーカーから自動車メーカーに
変わった富士重工業といえば水平対向エンジンを

思い浮かべる人が多いと思います。
実際スバルといえば水平対向エンジンの独特な

音を思い出しますよね。


通常のエンジンはピストンが上下に動くことで
動力を生んでいますが、スバルのエンジンは並行に

ピストンが動くことにより動力を生んでいます。
そのため通常のエンジンとは仕組みが違い


その結果エンジン音も独特なものとなっています。

直列4気筒エンジンに対して水平対向2気筒×左右で
4気筒のエンジン構成になっているのです。

スバルは80年代に北米向けに開発した車が
ことごとく売れず、倒産の危機を迎えるまでに

経営が悪化していました。
80年代後半になっても事態は改善されずいよいよ


本当に倒産の危機に直面します。

そんな1989年にレガシーが発売され大ヒットした
ことによりスバルの倒産を立て直すに至りました。


通常は4気筒水平対向エンジンを搭載したモデルが
多いスバルですが、中にはイレギュラーで水平対向6気筒


エンジンも存在しています。


本日はスバル6気筒エンジンを搭載したレガシー
についてお話したいと思います。


水平対向エンジンを作っている自動車メーカーは
数少なく、昔はシボレーも作っていたそうですが、

今では制作していないとのことなので、現状では


ポルシェとスバルくらいなものでしょうか?
バイクでホンダが水平対向エンジンを搭載ている

モデルを出しているようですが、クルマではありません。


そのような意味ではやはりポルシェとスバルになる
ようですね。


ポルシェは6気筒エンジンを突き詰めていった結果
水平対向6気筒エンジンの空冷から水冷に変化し

当初は200ps程度だった出力も水冷になり、
改良を重ねることで500psもの出力を手に入れました。



スバルもアルシオーネから6気筒エンジンを開発し、
改良を重ねていきました。EZ30エンジンという


3000CCのエンジンをランカスターやアウトバック
に搭載したりしていました。

出力は200psを少し上回る程度の可もなく不可もない
程度のありきたりなエンジンでしたが、

改良を重ねるごとに250psになり、最終的には
3600CCで260psまで出力が上がったのでした。


そのエンジンはEZ36といいスバルレガシーに
搭載されました。


レガシーといえば2000CCや2500CCが多く
3600CCはあまりなじみがありませんが、
6気筒エンジンなので多少排気量が多いようです。

ポルシェとは少し作りが違いますが、
同様の水平対向エンジンが国産で存在すること自体

が凄いことだと思いませんか。。?

NA6気筒エンジンが珍しいので一度乗ってみるのも
面白いかもしれませんね。


そんなレガシーEZ36エンジン搭載車

は今一体いくらするのでしょうか?


https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2888795062/index.html?TRCD=200002


https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2739074942/index.html?TRCD=200002

実質B6が消滅している今
保護する目的と一度は乗ってみる目的で

この価格はアリだと思います。

安いです。


あと10年程度したら値段上がるのでは
ないでしょうか?


値段よりもこのエンジンを堪能するという
意味でとてもリーズナブルで走行距離も少なく

アリだと思います。


本日は日本車でボクサーエンジン搭載
しかも6気筒エンジン搭載モデル

レガシーアウトバックのお話でした。

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1986年から1990年まで

1980年代半ばから日本はバブル景気に沸き
国産車の開発は進み各メーカーさまざまな形で

今までにない形のクルマを投入してきます。
それは今では考えられないような仕様だったり

場合に寄っては無駄に見えたり、とんでも無い駄作
であったりさまざまでした。

しかし、今見てもなお新鮮な物も多く、現代の実用性のみを
重んじた物よりも遊びがあり、少しゆとりがあるようにも感じられます。

本日は日産エクサについてお話ししたいと思います。



エクサは先代の初代パルサーエクサから2代目になるタイミングで
冠が取れ日産エクサとなりました。

このクルマはバブルの頃に開発されたなっていう感じか
する車で今でも斬新というか遊びごころがあると言うか

面白いクルマなんです。

元々は北米向けに開発されたクルマです。
それを前提に考えるとなるほどなぁって思えます。

まず特徴としては3タイプのボディー形状があり、
Cピラーから後ろが脱着できるようになっていて

通常のクーペ、ワゴンのようなキャノピー、
それからTバー脱着によるオープンタイプの3種類の

ボディー形状です。
Tバーはどちらのボディー形状でも共通です。
北米ではクーペもキャノピーも同じ器具で脱着、固定

が可能でしたが日本で販売する時にはくーぺとキャノピーの
固定部分に互換性がないためそれぞれのボディー形状固定での


販売となりました。
固定金具を北米向けに変更すれば、クーペもキャノピーも
楽しめる一台として重宝したのです。


発想がバブリーで楽しくなるクルマではありませんか。。?
日本では両方の屋根?というか形状のパーツを置く場所に

困ってしまいますが。。
北米向けに開発されたクルマですので向こうでは広く
受け入れられたようです。

Tバー外してCピラーから後ろも外すとピックアップトラックと
同様に背の高い荷物も詰めたりしたんです。。
あまり機会はないと思いますが。。


ピックアップ状態で雨が降ってきても大丈夫なように
オプションでトノカバーも販売されていたようです。

また、外したリアハッチを運搬、保管するためのハッチスタンド
用意されていたようです。

エクステリアばかりに目がいってしまいますが、
エンジンもDOHC1600CCのCA16エンジンで出力は120ps

とそのクラスにしてはそこそこの出力でした。
車重が1070kgと割と重めのためエンジンの性能を

生かし切るのは難しかったようですがまあまあの
操作性と出力だったようです。


そんあ日産エクサは今一体いくらするのでしょうか?

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/12/700040281030180326001.html

こんなレアな車種でもあるんですね。。

まあ年式を考えれば安いとおもいます。


意外と面白いクルマなので今確保して部品を調達しながら
乗るのも面白いかも知れませんね。。

レアなだけに部品の確保が難しいかも知れませんが。。


ほんじはバブル期に開発された遊びごころ満載な
日産エクサのお話でした。


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モンスターエンジン


1980年代に開発に着手した日産のV型エンジンは
約40年を経てとてつもないモンスターエンジンとして

生まれ変わりました。

現代版のS20のようなそんなレーシーなエンジン
を搭載したクルマが300台限定で市販車として
発売されました。


本日は日産Z33限定車NISMO380RSについて
お話したいと思います。



このクルマはレース参戦エンジンをデチューンして
市販車として販売したところが凄いところで、

VQ35HRエンジンの3500CCエンジンを
300CCチューンナップしたエンジンですが、


元々315psの出力を300CCボアアップ
しただけ?したものにニスモが本気でチューンナップ

を施してさらにデチューンした350psの出力
を発生させるモンスターエンジンなんです。


その気になるととてつもないパワーを発揮できる
ポテンシャルを持ち合わせているエンジンなのです。


レースシーンで活躍って言うと往年のS20エンジン
を思い出しますが、

このエンジンは直列6気筒のDOHCエンジンで
チューンナップを前提に作られたエンジンなので、


むしろコンセプトは逆のようです。。
デチューンして公道を走れるように加工してある
のですから。。


ハイブリット全盛のこの時代にあえて、ガソリン車
を投入、しかもスポーツカーを堂々とチューンナップ


して販売する当たりがさすが日産というところなので
しょうけれど。。
これゴーンさんの号令で作られた車なんでしょうね。。


そういう意味ではゴーンさんは先見の明があるというか
速い車好きだったんでしょうね。。

レーシングチューンナップをしているものの
デチューンして街乗りでも乗りやすいようにしている

あたりがいいですね。


以下引用
フェアレディZ Version NISMO Type 380RSSスペック

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

●ボディサイズ:全長4420×全幅1840×全高1305㎜  ●車両重量:1510kg ●乗車定員:2名 ●エンジン型式・形式:VQ35HR(3.8ℓ改仕様)・V6DOHC ●エンジン総排気量:3798㏄ ●エンジン最高出力:350ps/7200rpm ●エンジン最大トルク:40.5kgm/4800rpm ●駆動方式:FR ●サスペンション形式:前後マルチリンク ●ブレーキ形式:前後Vディスク ●タイヤサイズ:前245/40R18・後275/35R19

デチューンでこのスペック恐ろしいです。

元々は
07年1月にVersion NISMOとともに発売されたS耐マシン(競技専用車)の
Version NISMO 380 RS-Competition をベースに、
エンジン(3.8ℓ=400ps/43.0kgm)をデチューンして搭載。

排気量は同じく3.8ℓで、アルミ鍛造ピストン、強化コンロッド&
クランクシャフトなど、耐久マシン譲りのスペックがふんだんに
盛り込まれているようです。


現代版のフェアレディーR432というところでしょうか。。?

クラシックではありませんが、
公道を走れるところとあまり世間に媚びてない
ところがカッコいいと思いませんか。。?


そんなZ33NISMOバージョンは今一体
いくらするのでしょうか?


https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2469582185/index.html?TRCD=200002

値段は決行しますが、300代限定車なので、
大事に保存しながら乗るのはアリかも知れません。。


ハコスカやS30と比べると結構安いです。

パーツもまだまだあるので、
いまのうちに部品をストックしながら維持して

いけば20年後には値段が上がっているかも
しれませんね。


本日は現代版フェアレディー432
Z33 フェアレディーZ380RSのお話でした。

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1970年~1977年

激動の時代を切り抜けて生産された


1960年代に始まった日本のモータリゼーション
は1970年代に入って失速しました。

それまでの怒涛のような開発は鳴りを潜め、
いままであったエンジンや補器類、更にはブランドまで


消滅するほどの悲惨な状態が長く続きました。


それは中東戦争によるオイルショックと73年に
始まる排ガス規制によるものからでした。


排ガス規制をくぐるためにガソリンを極力少なく
エンジンに供給することが優先され、


機械式のキャブレターからインジェクションへと
変貌を遂げ、それでも規制に対応できないエンジンは

廃版へと追い込まれました。

トヨタのエンジンや車種でいうと、2TGエンジンは
規制をクリアできずカローラレビンTE27やTE37、

 

スプリンタートレノTE47は車種ごと廃版の

憂き目にあいました。

 



そのほかにもいろいろなエンジンや車種が廃版の
危機にさらされたり、実際に廃版になったりしました。



そんな中1970年から1977年まで販売され
続けたTA20、TA30、特にセリカの特別モデルについて



本日はお話したいと思います。



限定モデルだけだと分かりにくいので、
セリカについてお話した後に限定モデルについて
お話させていただければと思います。



セリカは1970年マスタングを真似た形の
スペシャリティーカーとして販売を開始しました。


当初2ドアクーペのみの設定でしたが、73年に
リアゲートが開くリフトバックが追加されました。



エンジン系は当初DOHC1600CCの2TGエンジン
を搭載しましたが、マイナーチェンジにより2000CC
18RG搭載車も投入されました。



70年代としてはそこそこの出力のあるエンジンで、
1600CCは115ps
2000CCは145psと約50年前のエンジンとして
は上出来なエンジンだったのです。



それが排ガス規制でめっきりダメになりインジェクションに
変わり出力も落ち、更に75年の排ガス規制と76年の規制



と相次いで規制が入ったことで70年代のクルマたち、
特にスポーツカーは壊滅的なダメージをおってしまいました。



セリカも例外ではなくエンジンダメになり、ショボい車
になり下がったタイミングで、安全基準の規制も入り


クルマの大きさやバンパーなどにも規制が入り
いよいよ末期的な感じになっていきました。



バンパーが大きくなり以前のようなカッコよさ
はスポイルされ本当にダサい見てくれに


なってしまいました。。
本当に残念です。。


ちょうど1977年にセリカが国内で38.5万台
販売した記念に限定モデルを販売しました。



それがブラックセリカです。

 


限定385台の今では幻に近いクルマで
中古市場でも相当高値で取引されています。

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU0721892130/index.html?TRCD=200002

この車種でこの価格がアリかと言われれば
ナシだと思うのですが。。



市場の原理で希少価値に高値は仕方がない
のかもしれません。。



以前なら二束三文だったはずですが。。
このご時世なのでこの価格がつくのかもしれませんね。。



本日は規制をかかいくぐり生き延びた
セリカ限定車ブラックセリカリミテッドエディション
についてお話させていただきました。



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排ガス規制の犠牲

1970年代は中東戦争に始まり
オイルショック、度重なる排ガス規制に


国産車は翻弄されました。


1973年の排ガス規制に続き、1975年、
1976年と立て続けに規制が入りました。


当然対応できないエンジンは廃版になり
ブランドごと消滅するものでてくる悲惨な状況でした。


トヨタの小型DOHCエンジンは当時OHVの2T型を
改良した2TGを開発しましたが、


1975年の規制に対応できずエンジンは廃版
搭載していた当時のTE37、47カローラレビンと


スプリンタートレノはブランドごと消滅する事態
に陥りました。


しかし企業も頑張ってどうにか策を練り、キャブレター
からEFIにガソリン供給装置を変更することで対応が


できるようになり2TーGEU EFI搭載のエンジンを
開発しました。


それを同車種に搭載しTE51、61とそれぞれ型番を
変更して再販売を始めました。


1977年にようやく復活したレビン、トレノを中期型
というそうです。


本日はスプリンタークーペ ブラックトレノ1600GT Limited Edition 550
についてお話したいと思います。


経緯は前記の通りなのですが、
2T-GEUエンジンはとにかく規制に対応した
だけのショボいエンジンで出力は100ps以上


あったようですが、実際に乗ってみると100psも
出ていない加速も遅く以前のTE27のようなスポーティーな


走りはできないものとなっていたそうです。


当時はDOHCエンジンは市販車にはほとんど
搭載されていませんでしたので、規制をクリアできた


だけでもメーカーにとっては大変な事だったに
違いありませんね。。


それにしてもこのクルマ時代に翻弄された車種で
2回も排ガス規制が入り、一度は消滅してから


復活し他車種なので、同じ車種なのに型番が3つも
ある珍しい車種なのです。


少し横にそれましたが、リミテッドエディションは
先代のTE27に比べ約60kg車重が重くなったことに


加え排ガス規制対応により、燃料供給装置がキャブレター
からEFIへと変わりトルクは増したものの、パワーは若干


落ちたことも重なり以前のようなスポーティーさはな若干
スポイルされた形になりました。


当時豪華装備とされていたGTグレードがリミテッドエディション
となります。


なにせ一度消滅した車種のエンジンを改良して作り直した
車種とあってトヨタの並々ならぬ努力とこのカテゴリーを



どうにか復活させて残そうとする意思が感じられ、
少々涙ぐましく思えますね。



販売台数も少なく限定車ということもあって
中古では流通はしていないものと思われます。

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1551580525/index.html?TRCD=200002

リミテッドエディションではありませんが。。


1977年式なのでTE61には違いありません。。


まあこの年式のクルマにしては格安ではないでしょうか。。?
もはやTE27も300万円超えですからね。。



TE47とほぼ同じですが、
テールレンズが若干異なりTE61は2分割で
TE47は3分割になっているのが違いですね。


恐らく限定車ならもっと価格は跳ね上がるのでしょうが。。



この車種を買うならまだ排ガス規制前のTE47を
買った方がよさそうですね。



本日は排ガス規制後限定車
トヨタスプリンタートレノリミテッドエディション

のお話でした。



本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
 

ブログ移動しました。

https://parman20144102.com/

いつの時代もある限定車

いつもと少し違った切り口で本日はお話したい
と思います。


いつの時代も特別仕様車や限定車って存在しますね。
新車で発売したもののなかなか売れ行きがよくない


などの理由でテコ入れの意味もあって限定車を
投入したりしますね。


いろいろな限定車が過去に投入されてきました。
限定車と言ってもいろいろあって、内装だけ


いじってあるものやエクステリアをいじってあるもの
エンジンをチューンナップしているものなど、


いろいろです。


投入当初はそんなに価格の差はないのですが、大体が
数量限定で発売されたりするので、数年から数十年たって


玉数が減ってから価値が上がることがよくあります。
特に古い車種の限定車は当時はカッコ悪くても、数十年後には


大変希少で価値の高いものとなっているものもあるんです。


かといって特別速いとか特別に他の物と変わるってわけで
はないことの方が多いのが特徴です。


本日は1980年代後半に発売されたスプリンタートレノ
ブラックリミテッドについて少しお話させていただきます。



1986年にスプリンタートレノGTーAPEXをベースに
黒を基調としたカラーリングと内外装に手を入れた車です。


エンジンは特に手が入っていなので、そのような意味では
ノーマル車とほとんど変わりがありませんね。。


GT-APEXをベースに装備を豪華にした「黒の限定車」で、
オプションのパワーウインドウ、専用ロゴ入りシート、
サイドドアポケット、ゴールドアナログメーター、


前後ボディエンブレムのゴールド化、ボディサイドに
ブラックリミテッドステッカーが装着され、

後期型トレノにのみ存在し、生産台数は400台の限定
販売となっていました。


今見ると取り立てて何がどうって訳ではない内容で
これになったから買いたい?って思うほどチープな

限定車の内容ですね。。

とてもバブルのころの限定車とは思えません。。


そんなブラックリミテッドは今一体いくら
するのでしょうか?

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1425019631/index.html?TRCD=200002


修復歴なしならこの価格でも
この車種なら価値は高いのでしょうね。。

1600CCの限定車にここまで出すかって
いうとマニアは出すんでしょうけれど。。

ボディーの程度が良ければアリでしょうね。。


発売当初は170万円程度でこんなクルマが手に
入ったのに。。

この程度の価格帯のクルマがありませんね。。
軽でも200万円するんですから。。


つまらない時代になりました。。
とは言えこの限定車見つけたら
買いです。

本日はバブル限定車
スプリンタートレノブラックリミテッドの
お話でした。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!