今日は少し読書をしていました。

 

幻冬舎新書新刊 プレイディみかこ著「女たちのポリティクス~台頭する世界の女性政治家たち」という本をパラパラ見ました。

 

2021年5月発行の本です。

 

全体としては、政治分野でも女性がリーダーの国が増えたなあという印象でした。

なかなか興味深そうな本です。

 

もっと興味深かったのは最終章のイギリス初の女性首相サッチャーさんです。

この章を今日は読みました。

 

日本ではとても評価が高い印象があるサッチャーさんですが、イギリスの評価はあまり良くないそうです。イギリス在住の著者もあまり良く思っていないのか、よいように書いていませんでした。

ポピュリストであり、敵を作って攻撃し自分の人気を得る、という手法をとってきた人と言うことでした。

 

それの善し悪しはともかくとして僕が印象に残った一文を引用させていただきます。

 

 

彼女が掲げた新自由主義的政策のエッセンス(働かざる者、食うべからず。成功は自分で掴め、掴めないのは自己責任)が日本の人々の気質に合っているからかもしれないが。

 

新自由主義とは使う人によって定義が微妙に違うそうですが、ほうほう、こういうことか、と思いました。それが日本人の気質にあっているのか、なるほど、とも思いました。

 

著者は日本人なので日本のことをよく知っていながら、海外に住んでいるので日本人のことを客観的にみることが出来、よく理解出来るのだと思います。その人がいうので、なるほど、と思いました。

 

僕自身は、就職氷河期で挫折を経験しながらも努力して這い上がってきたと自分では思っているので、上に引用した新自由主義的な考えを持っていると思います。

 

一方で、長男が障害を持って生まれてきて、なんとかして成長、改善を一生懸命頑張ったのですがダメだった経験をしています。どんなにやっても出来ないから障害なのであって、誰もが頑張って出来るものとは限らないことを身をもって知りました。

 

頑張れる人が頑張って、弱者を助けられる社会にする、というのは理解できますが、稼げる人は二重三重にも取られていくので、頑張っている人が馬鹿らしくなる、というのも感じています。

 

NHK党党首立花さんは、正直者が馬鹿をみない世の中を作る、とビジョンを掲げています。

 

我慢の先には更なる我慢。

仕事のご褒美は更なる仕事。

 

まあ、そういう時期もあっても良いと思いますが、一生それってのも、嫌になりますよ。

 

多様性、色々な人が政治に参加することを望んでいますが、一人の人生でも色々な立場を経験できるようになると良いなあと思います。当事者にならないと実感できないものもあるとおもうんですよね。

 

一所懸命、石の上にも三年、終身雇用、こういうのは代わっていっても良いように僕は思います。