第307回 大阪大学臨床栄養研究会(CNC) | 美的生活アンチエイジングライフ♪〜アラフィフ美肌管理栄養士

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♪ 食と美と健康と・・♪美的・美肌管理栄養士 岩田 恵子
アラフィフ女性の健康に美しく生きるコツをお伝えいたします。

$★美的生活★アンチエイジングライフ♪



以前、私が事務局を担当していた
大阪大学臨床栄養研究会からのお知らせです。
これは、阪大の臨床系の医局が持ち回りで
毎月違うテーマで講演を行い、
医療関係社や一般の人たちに知識を深めていただこうというものです。
もう、30年は続いているでしょうか?
ぜひ、興味のある方はご参加くださいね。

なお、毎月のお知らせをメールにてご希望の方は、
私までご連絡いただければ、登録させていただきます。
お名前、所属先などを書いて、下記アドレスにラブレターくださいね。

ラブレターparis*paristyle.net (*を@に変えてね!)



バラ 日 時: 平成22年5月10日(月) 18:30~


バラ場 所: 大阪大学医学部 講義棟2階 B講堂 (吹田市山田丘2-2)


バラテーマ: 「高齢者糖尿病と認知症」

近年、糖尿病と認知症の関係が注目され、臨床の現場でも高齢の認知症合併糖尿病患者の
増加を背景にその管理が問題となっている。そこで、この領域の第一人者であられる 
国立長寿医療研究センター 先端機能回復診療部 櫻井 孝先生にご講演をお願い致しました。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

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近年、糖尿病の新たな合併症として認知症が関心を集めている。認知症は、
多くの血管合併症を潜り抜けた高齢者糖尿病が
人生の最後に立ち向かう合併症としてとらえられる。
最近のメタアナリシスでは、糖尿病により血管性認知症の相対危険は約2-3倍、
アルツハイマー型認知症については約1.5-2倍上昇する。
アルツハイマー病と糖代謝異常の関連を示す生物学的なデータも蓄積されており、
糖尿病が認知症のリスクであることは、今日ほぼコンセンサスを得たものと考えられる。

糖尿病に認知症の合併が多い機序として、脳血管障害の多発、高血糖に伴う
代謝異常、脂質異常、高インスリン血症、また低血糖の関与が考えられる。
脳で高血糖が持続することによりadvanced glycation end products(AGE)や
酸化ストレスが増加する。
また高インスリン血症は、アルツハイマー病の発症の根幹に関わる可能性が
指摘されている。
高齢者2型糖尿病における重症低血糖と認知症との関連についても言及する。
認知症が併発する高齢者糖尿病の管理には苦慮する。高血糖が持続すると
認知機能はさらに悪化するため、認知症と糖尿病の包括的な管理が必要となる。
しかし多忙な糖尿病診療の現場で、認知症を早期に捉え治療することは
必ずしも容易ではない。そこで私共が行っている認知症の早期発見のための試み、
診断、検査計画、薬物療法のポイント、介護保険サービスを用いた療養管理について、
自験例を提示して紹介したい。
高齢者になっての認知症、また様々な老年症候群を予防するために、
糖尿病をどのように管理すればよいかにについて、最新の知見を含めて紹介する。



次回、第308回CNCは、甲子園大学 今野英一先生のお世話で
平成22年6月14日(月)に開催予定です。





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