大雨とセーヌ川の増水
70年ぶりの大雪と
混乱続きのパリでしたが
今週後半はひっさびさの青空続き
車でエッフェル塔の前を通ると
観光客もたくさん戻ってきているようでした
今週末はずっと行こうと思っていた
パリ オペラ座に行ってきました
パリのオペラ座は
19世紀後半にナポレオン3世の命で
シャルル・ガルニエという
若き建築家によって
設計されたため
パレ・ガルニエ(ガルニエ宮)とも
呼ばれていますよ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
普段は主にバレエが上演されている他
建物内が外部にも公開されています
今回はオペラ座の建物の中の
見学にいってきました
1階のチケット売り場で
大人12ユーロ
(12歳以下の子供は無料)
のチケットを購入して入ります
薄暗い地下(1階)から
内部入り口の大階段登り
まず、グラン フォワイエに
パリ社交会の応接間として
機能するようデザインされたという
グラン フォワイエ
高さ18m、幅13m、長さ154mもあって
豪華絢爛°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
パウル・ジャック・エメ・ボウドリー
によって美しい天井画が描かれてます
グラン フォワイエの後ろと前には
暖炉があって
セーヴルの大きな花瓶と
パリオペラ座の象徴である
音楽の神アポロンが描かれた絵画が
飾られてます
パリに来て
こういう豪華絢爛なパレスを見るたび
こと、芸術においては
富の集中も悪くないなと無責任に思い
昔の権力者に感謝したりしています
観客席に移動すると
天井には8tもの重さがあるという
巨大なシャンデリアと
有名なシャガールの天井画がありました
シャガールの天井画『夢の花束』は
オペラとバレエをモチーフにしていて
よおお~く見ると
エッフェル塔や凱旋門も描かれています
それにしても、パリオペラ座は
窓と鏡が沢山ある グラン フォワイエ以外は
観客席も廊下もどこもとっても暗いので
オペラ座の怪人みたいな事件が
いつおこっても不思議じゃない感一杯で
ゾクゾクしたりします
1階のピュティアの泉
個人的にはこういった
大理石とモノトーンの色合いにも
とても惹かれます
豪華絢爛な グラン フォワイエに大階段
華やかで甘くて、夢のような
シャガールの天井画
それを際立たせるかのように
あとは全部薄暗い
いつの時代も変わらない光と影
なんだかすごくパリっぽい
そんなふうに思いましたよ
それでは皆様
今日も良い一日を!
ボンジョルネ!