戦前クラシックカーでレース参戦 | パリマダムの優雅な生活

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な~んてベタなタイトルは今や都市伝説。現実は、信じられない日常の、過酷なサバイバルの日々…

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【今日のひとこと】

(2024年3月現在)

「この上ない世辞」

 

先週の平日、オペラ界隈をバスで移動中、

途中から乗車したフランス人女性が私の隣に座った。

そこは2人席で奥の窓際が空席だったので、彼女が座るために

私が一度離席して通路に下り、彼女を奥席に通すと

ひらめき「有難う、私、最終駅まで乗るから(=途中で私に再び離席させない)」

と言ってにこやかに窓際に着席。

 

すると、着席した途端、私の顔をまじまじ見て

目がハート「Vous êtes belle.(直訳:あなたは美しい)」

あまりに唐突なド直球すぎて、私も思わずひょっとこ顔に。

口すぼめた間抜け顔から我に返り、どもりながら、

「メ、メ、メルシー、、、ご親切に、、、」と会釈。

 

親切に離席して窓際席に通したから気持ちが入ったただのお世辞、

と思っていたら、その次に出てきた言葉が

ひらめき「Théâtre/演劇とかされてる方?」との質問。

 

それって、ワタクシが女優ってことですかい??←勝手な解釈

なんとこの上ない賛辞!笑い泣き

若い頃は、ものすごく美人の友達の、さらに美しいそのお母様に

「(私が)女優さんみたい」と世辞られたことはあったが、

この年になって「女優」と言われるとは・・・勿体なさすぎ・・・

それとも、「Théâtre/演劇」って、「吉本花月系」ってオチとか?・・・

 

ま、前者と勝手に解釈し、気をよくして

話し好きの彼女といろいろおしゃべり開始。彼女曰く

あんぐり「パリはオリンピックのせいで物価は上がって大変よ~

交通運賃も上がるし、ホテル代なんてご存知~?馬鹿げてるわ」

とか、私がマクロンの「ロシア牽制のため出兵の可能性発言」を示唆すると

あんぐり「あり得ない、あり得ない。馬鹿げてるわ。

ロシアのバックには中国もいるのよ~。

隣国のドイツだって絶対マクロンに賛同しないわ」

などなど、短い時間に社会・政治問題を話し合う、

いやはや、さすが一人一人がポリチックなおフランスなひと時でした。

 

「ボンジュルネ/良い一日を」と挨拶を交わしてバスを降り、

この後、立ち寄った某所で(ボンジュルネどころか)

日本では見かけないおフランスな光景を目にするのですが、

それは次回の「ひとこと欄」にて、、、、

 

 

 

フランスの日常生活と仏国外の旅行から

それぞれ厳選した自己撮影のオリジナル画像を交互にご紹介しています。

現在ご紹介している外国旅行編は「日本旅行」

(コロナ前の2つの日本旅行のうち1つ目)

フランス生活編ともに、写真枚数が多すぎて記事がかなり遅れ、

近過去の写真になりますが、時系列に沿ってご紹介しているのでご了承下さい。

現在、写真をかなり省いてダイジェスト化し、遅れを取り戻すべく

しばらく月・水・金の週3で更新しています。

 

 

 

本日はフランス編です。

ダイジェスト版のため、写真をかなり削減しています。

 

現在外国旅行編でご紹介中の日本旅行から帰国後

6月第1日曜日はセーヌ沿いの町のブロカントに出かけてきました。

ブロカントは町のお祭りでもあるので、

街の音楽隊も駆り出されることも。

この日は往年ムッシューたちのジャズ演奏でした。

 

 

 

 

手作りの専門店なども幾つか出展。

まるでブティックのような可愛い出店は食品雑貨店↓

 

 

 

 

会場では鶏肉のグリルが大繁盛

 

 

 

 

ここでの収穫はありませんでしたが、

夫の故郷の北フランスのパンフなどがあったのでもらってきました。

 

 

 

 

この後、クラシックカーの集会にちらっと顔を出し、

ランチをとってまたクラシックカーレースに戻りました。

とりあえずランチです。レース会場近くのチェーン店ではお気に入りの

Courtepaille/クルトパイユでとることに。

(大統領夫人お気に入りのレストランですが2022年全店閉業に)

 

真ん中の大きい炭火オーブンで職人がその場で肉や魚を焼いてくれます。

メニューも季節毎に変わり、この日は夏の特別メニュー。

↓メニューにも「フランスでチェーン店最高賞受賞」と誇らしげに印刷されています。

 

 

 

 

アペリティフ 私「赤ワイン」 夫「ロゼ」

 

 

 

 

パンとサラダは無料サービス

私は季節限定メニューを全てチョイス。

私のアントレ 「冷製ラタトゥイユと温泉卵」

 

 

 

 

私のメイン 「ブダン(豚の腸詰)のグラタン」

 

 

 

 

夫のメイン 「ハンバーグステーキとフライドポテト」

 

 

 

 

私のデザート 「ラズベリーヨーグルトアイス」

 

 

 

 

夫はカフェ

 

感想:

私はメニューではなく、アラカルトで注文しましたが、

前菜、主菜、デザートとすべて季節限定を注文。

それが個性があってオリジナリティあってとっても美味しかったです。

ブダンのグラタンなど日本人にもきっと受けると思います。

つくづく閉店して残念

 

満足度:★★★★★(5/5)

 

 

 

この後クラシックカーのレース会場に移動。

パリ西郊外の住宅街で行われた、クラシックカーの5Lレースを観戦してきました。

このレースは毎年夫が所属するクラシックカークラブが主催しているもので

閑静な街中を5Lのガソリンでどれだけ走れるかを競うレースです。

 

速さを競うものではないので燃費のいい時代物のクラシックカーも多数参加。

 

 


 

 
 

やや新しい戦前車や戦後車のかわいい4CVなども参加

↓こちらの車のオーナーはクラシックカークラブのメンバーでよく知った仲。

 

 

 

 

この後、この車の助手席に招待され

オーナーと一緒に街中をドライブしてきました。

 

 

 

 

赤い帽子がお似合いのムッシュー。

こうした戦前車を多数コレクションしているコレクターです。

 

 

 

 

足元はこんな感じ

 

 

↑彼と街中を何周もしました。

道中いろいろお話を楽しみ、奥様が全然クラシックカーに興味ないこと

一人の方が気楽だとおっしゃっていました。

ちなみにこのムッシューとは、今年2024年2月の

豪華なクラシックカーの祭典「サロン・レトロモービル」でも再会し、

トレードマークの赤帽子を身に着け、夫を交えてしばらく話し込みました。

 
 

町の市庁舎前に

 

 

 

 

レースには参加しない展示用のクラシックカーも数台いました。

 

 

 

 

レースを楽しんだ後の帰路途中、

セーヌ川が洪水のため氾濫している個所を発見。

 

 

 

 

こんなおしゃれな家の前なのですが、車を降りて川辺に進むと

洪水で巣をなくしてホームレスになったらしい白鳥の一家が

おそらくえさを求めて近寄って来ました。

 

 

 

 

父ちゃん鳥決死のアプローチですが、↓

残念ながらえさになるものも持ってないのでこのまま退散。

 

 

 

 

家が流されたのか、何か訴えているようだったけど、

逞しく生き抜いてほしいと祈りつつ、、、

 

フランス生活と外国旅行を交互にご紹介なので、

次回は外国旅行編(日本旅行)の記事になります。お楽しみに・・・・・

 

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