フランス流バレエ:パッセでラクにバランスがとれるノウハウ | バレエの美しい「足」マスター戦略

バレエの美しい「足」マスター戦略

バレエ解剖学からバレリーナの美しい足の使い方をマスターするための講座内容を公開します。オンライン講座では3か月でパリ・オペラ座流のバレエ基礎をマスターする戦略コースがあります。https://www.xn--ick2dvds33lkj3e.net/

 

バレエでパッセ・バランスがなが~く制止できなかったり、バランスが傾いちゃったり。。

 

けっこうパッセで軸足1本でバランスとるのってむずいです。

 

わたしもけっこう足首がフラフラしちゃってルルベが弱いんです。

ポワントでオンバランスに自然に立てるんだけど、バレエシューズでパッセのバランスはいまだに嫌い、ニガテ!!

 

でも修正できる、改善できる戦略的なノウハウはあるわけで・・。

 

これも「3か月コース」では基本ピルエットを美しいオンバランスで回れるようになるノウハウは、フランス側のバレエ関係者とzoomで打合せしながら制作した講座に詳しく書いてあるんです。

 

 

そのコツをかいつまんでちょっと今日はお伝えしてみようかなと!!

 

バレエのパッセ・バランスをラクにできる方法はいっぱい言われているけど・・実際どうよ?

 

 

ピルエットで美しいフォームで、フォームを崩さずバランスでぐるんぐるんとパリ・オペのバレリーナの人たちのように成功するにはどうしたらいいのか?

 

私のいた南フランスのバレエ学校でもしっかりそのへんのところ教わりました。

いくつかポイントはあるんだけど・・。

 


やってもあんまり効果がないことから↓

 

 

  1. パッセの位置をひざより高く上げすぎる=まるであぐらをかくようになっている
  2. パッセの付け根やつま先をアンディオールする意識を最優先にする
  3. アンナバン(アンオー)のフォームにこだわりすぎ

 

パッセをひざより上にあげすぎるとどういうことが生じる?

 

パッセ・バランスの時にパッセの足をあげれば、ピルエットがよく回れるとかいう先生いますよね?

それはねケースバイケース。

 

(↑手書きの図が汚くてごめんなさい。右がパッセが高く上がりすぎて骨盤が斜めっている)

 

 

筋肉の質がある程度柔らかくて、パッセをしても骨盤がまっすぐにいられるのだったらひざよりものすっごく高い位置にパッセしてもいいと思う。

 

だけど、多くの人はパッセの足を高く上げすぎると骨盤が斜める!

そうすると、重心が斜めになっちゃうので、結局軸足もバランスが安定しない。

 


パッセの付け根やつま先をアンディオールする意識を最優先に?

 

↑ほんとに「パッセの付け根やつま先をアンディオールする意識を最優先に」すればパッセが安定してバランスとれるんだろか?

 

実際にスタジオでやってみると、・・・。

う~ん、うまくできましぇ~~ん。

 

理由は?パッセの足をアンディオールしようと考えると、力が、余計な力が付け根とつま先に行きがちなんです。

 

そうすると、これも次の課題「アンナバン(アンオー)のフォームにこだわりすぎ」と同様のことが言えるんですけど・・

 

つまりですね・・

 

 

 

バランスをとるときに「すごいスピードで回っている駒をイメージしてください」

駒の軸ってまっすぐでしょ?

 

この軸の仕組みを物理的に分析すると、バレエ解剖学に活かせるんです。

 

難しいことはここでいわないから、

 

ニュートラルに上からの体重を床下にまっすぐ逃がしてあげる。

これが駒がまっすぐ回り続ける定理。


 

 

余計な付属物に意識をおきすぎなく、軸をニュートラルにするだけ。

 

それにはどうするか?

 

アプローチはいくつかあります。

  1. 三角軸の軸足の移動
  2. 「腸腰筋」を「ゆるやかに伸ばす」

 

アンディオール筋と三角軸から軸足一本になったときの体重移動する=「足裏の安定する軸足位置」をマスターしているとこの移動が分かりやすいです。


腸腰筋はコア(体の内部側)を意識して上下に伸ばす意識。


この2点で不思議とふ~とバランスがとれちゃうんです。

ぜひ、トライ!