中国から4歳の時に帰国した9歳の息子は、
高IQでギフテッドのインターナショナルスクール生。
転校前は日本人9割の酷い対応のインターから 外国人9割のインターに転校。
僕は
普通になりたいんだ。
と息子はたまに泣きます。
学校で何か嫌な事があった時、
理不尽な事があった時、
人が多くいるクラスルームでも1人でいる時などなど
よく言います。
たとえばどういう時に普通になりたいの？と聞いたら
・先生が出された問題で僕だけ答えれた時とか
・みんながわからない時僕だけ答えを知っている時とか
・何かを調べてと言われても全部内容を知ってしまっている時とか
・みんなが楽しいと思う事を楽しいと思いたい時
（でもどうしても楽しいと思えない）
・みんながギャーギャー騒ぐのを僕も我を忘れて騒いでわざと嘘を言ってみたいとか
（でも内容が全然exciteできないからできない）
・みんなが終わるのを1時間待っている時に僕はずっと待っている時とか
・間違いを間違いと気づいてしまった時とか
・周りを幼稚園生と感じるとか
・僕が正論話していても違うと言ってくるとか
（newsとか見なければ経済情勢わからなくなるから見るのやめようかなと言っていたり）
なぜみんなが思う事が僕は一緒じゃないのかなと
とても悲しくなるんだ
と言っていました
もうこれは仕方のない事なので、
もう割り切るしかないんじゃないのかな
とアドバイスしました。
学校生活は自分とは違う人との生活…それは会社員になったとしても変わらない。
どうやって折り合いをつけいくかが今後の息子の成長の鍵となるかな、、
普通になりたい
って泣かれると私も胸がすごく痛くなります。
まだ、9歳の子が
普通になりたい。
という事実。
普通の友達と普通の感覚で学びたい遊びたいと思う気持ち。
小2からこの言葉をよく使うようになりました。
ギフテッドの方が成長し、現在20代の方に話を伺っていると皆さん一様に、そう思っていた事もあったと仰っていました。
これは時間が経っても解決しない事、そういう仲間と一緒にいないと落ち着かない事なども話されていました。
息子にはいつでもスキップできるように自分の学力ががんばれば高校だって大学だって早く入れるよ。そうしたら専門的な勉強もできるし、あなたの能力を笑う人もおかしいと言う人もいないよ。
と話し、
あなたの学びの取得期間は他の人の何分の一の速さでできるのはすごい事だよ？
みんな何時間も何日もかけてる事、あなたすぐ出来るし、本当は誰かに教わってやる事もあなた1人でできるのは本当にすごい事なんだから。
今はわからないけど、きっとよかったって思う時が来るから。
とも話しました。
息子は
今はわからないよ。
普通じゃないのは本当だから。
と言って気分は落ち込んでいました。
学校に行ける事がよかったか？
やはり息子を追い詰める結果になっていたのか？
学校に行く事に頑張りすぎていないのか？
考えました。
私はただ息子に笑って楽しく、何かに没頭していて欲しいだけなのです。
受験だって勉強だって何にも要らないのです。
考えてしまいます。
