その発言アウト!ギフテッドの困り事 | まったり日本

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5年の中国駐在の中で妊娠し、出産。息子は帰国後も自分を中国人だという位、日本語ができませんでした。

小1の7歳の時にギフテッド?と思い、専門医にギフテッド認定を受けた息子。
インターに通いながら彼の日々の葛藤を書いていきます。


中国から4歳の時に帰国した9歳の息子は、

高IQでギフテッドのインターナショナルスクール生。

転校前は日本人9割の酷い対応のインターから 
外国人9割のインターに転校。

毎日楽しく登校しています!

息子のインターには日本語のクラスがあります。

日本語のクラスも2つあって、


①きっちりと日本のテキストを使って毎週漢字のテストコース

②母国語が英語で外国人として日本語を学ぶコース


です。

息子は国籍は日本なので、そのまま①を選択し、この1ヶ月半国語(日本語)の嵐になりました。

国籍でアサインされてヤバイ!と思ったものの、もう4月までコースは変えれないと言われてしまいましたガーン(1月の転校早々と)


①を選択している日本の子は少なからずいますが、

どちらかというと日本語上位、英語はまだ学び中という子が多いです。


②は思いっきり英語上位の日本語少しという子が多いですね。(つまり外国人)


我が息子は絶対に②なのですね。


間違って①のコースに入った息子、日本語の意味がわからないと先生に


「先生!この意味は英語でなんと言いますか?」

と真面目が故に質問していたようです。

先生もど真面目な方なので、これは日本語の授業なので英語では答えられません真顔

と何度も教えてもらえなかったとの事でした。


こんな日々が続き、溝はどんどんと深まりました。

息子が右手の利き手を骨折した時も文字が書けなかったのですが、授業で

手が痛くても書く練習はしなさい!

と怒られたようでした。


はい。こうなると、息子、

完全に先生を嫌いになりましたおーっ!


一方、scienceの先生は息子に激甘なので先生がわざわざノートの写しを息子の為に毎回書いてくれていたねーそれもそれで激甘だけどおーっ!


日本語のテストも0点で良いと言って、反抗して何も書かなかったという

(私も中高の時、わざと何も書かなかった事がありました…親子は似るのですねうーん


そして通常授業に戻ったここ最近、

日本語の先生からみんなに

「苦手なものでも無理やりやりましょう。それが勉強です」

と、普通の教師がいうようなことを言ったらしいのです。

なぜか自分のことを言われたと思った息子、

(まあその通りだけど)

言い返した言葉は…

「僕は子供ですけど、子供に嫌々やらせても身につきませんよ。子供がそれを好きになってやる気になればすぐに身につきます。」

と言った…

と私に言っていましたゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲロー


それ聞いた私の顔↓

滝汗

チーン

ゲッソリ

となりました。


先生はなんて言ったの?と怖々聞いたら

クラスがシーンとなって誰も何も言わなかった。

と言っておりました…泣くうさぎ


日本語を書くの読むのはできないくせにこんな日本語は言えるんでしょうね。

なんで何でしょうね。。

他の子はこんな反論しないですよ。

たぶん、息子が言っている言葉もあまり理解していない子が多かったようです。ポカーンとしてたと言ってましたえーん


一応息子の言い分を書きますと

・手が痛いのに書けと言われた(骨折してるのに)

・書け書け言ってきてほんとうに嫌だった

・わからない事を答えてくれない教えてくれない

・日本語読めないなら英語をやめて日本語の本だけ読みなさいと言われていた(なぜ?インターだよ?)


が積もり重なって、我慢しきれなかったとの事でした。

この授業、毎日あるので逃げ場がないんですよね。


ちなみに他の英語で行われる先生にはかなり贔屓されるくらい好かれています。(awardすでに何個も貰ってるからね滝汗


この好き嫌いがハッキリした態度、私も同じ性格なんですが、、、

ちょっと黙ったりして先生には言うのやめようか?

先生だって良いと思って言ってるから、心の中で呟こうか?


と息子には言いました。 

自分の意見は良いけれど、そのままぶつけるのではなくて先生に後から言いにいくとかさ。と言ってみました。


確かに息子の場合はやる気があればすぐに習得できるので、そのままの意見なんでしょうけど、みんなヤル気だけでは習得できない子の方が多いですからねショボーン


4月からは念願の外国人のコースの日本語を学ぶのでそれまでの時間だ…と言っていますが、、私も同じ性格なのに、もっと穏便にと老婆心ながら思ってしまうのです。


ギフテッドの子は先生に嫌われる。

相性合わないとそうなんです。

自分の意見をハッキリと口に出してしまうのも要因の一つです。

もう既に9歳であっても経験の中から、こうすればうまくいく事や、話し合いもせずに頭ごなしに「子供は…」と言われるのはもう嫌なんですよね。

こういう子たちには話し合いのうえ、どうやったら習得していけるか?を話し合ってやって行った方がちゃんとやるんです。


日本の学校に行ってるギフテッドの子達の苦労は本当に理解できます。全教科がこうだったら行かなくなるよね…と思った次第です。


やろうと思った事がすぐ出来てしまう。

一見、素晴らしい事ですが本人には辛い事なのらしいのです。

次はその事書きますね。


うちの場合は誰かの生まれ変わり疑惑があるので、余計に子供は…と言ったような事を言います。

これもまた書きますね…


今日は寒いので皆さん風邪などひかないようにニコニコ