前に書いた韓国系マダムのアパルトマンに泊まっていたときのこと。
朝9時くらいに電話が鳴った。
何回もコールがなっているが
誰もでないのでマダムの部屋をノックし、
電話ですよーと言うと「出てちょうだい」とマダム。
えっ?フランス語が話せない私にでろというのですか?!
マダムは昨日遅くまで夜遊びをしてたので起き上がれないみたいだ。
「大丈夫よ、電話の横に例文があるから」と言うけど、
相手が何を言ってるか分からないのに例文というものは役に立つのかな・・・
今日はもうみんな外に出払っていて電話に出るのは私しかいない。
ドキドキしながら電話をとろうとすると電話が切れた。
ほっとしたのもつかの間、すぐに電話が鳴る。
「なるようになれ!分からなかったら切っちゃおう」
と電話をとると「●●ですか?」と日本語。
私は安心して、そうですよ~マダムはまだ寝てて、と言うと、
その女の子はいきなり泣き出した。
それもエーーンというマンガの吹き出しみたいな泣き方。
ぜんぜん泣きやまないから困ってしまった。
初めての海外旅行でインターネットでそこの予約をしたけど、
本当に実在するのか不安で、パリについてなんとか近くの
メトロの駅まで来て電話したけどでないから不安が的中して、
騙されたと思った!と一気にまくしたてた。
そっかそっか不安だったよね。初海外の一人旅だもんね、分るよ。
と思いながら「今どこにいるの?駅の前にモノプリあるでしょ。
そこの前で待ってて」と言い、
マダムに「今日到着の○○ちゃんが駅にいるそうですー」と言うと
「代わりに迎えに行ってちょうだい」
え?・・・私がですか?
迎えに行くとまだ泣きやんでいない女の子が突っ立ていた。
この子の心のケアも私ですか・・・
なぐさめ安心させながらアパルトマンまで連れて行き、
結局、部屋についてからも設備や決まり事の説明も私がしました(笑)
この適当ぶりのマダムのおかげでここに泊まっている間は
いろいろと楽しくびっくりするようなことを体験させてもらいました。
ちなみに件の彼女とは仲良しになり、
今でも連絡を取りあってるし、かなり遠くに住んでいるのだけれど
(新幹線で3時間)たまに会ったりしている。
マダムのおかげかしら。