初秋の山を歩く、みんなで歩く。
無理なくゆつくり歩く。
花を愛でる、秋蝶と遊ぶ。
台風の一週間か明けて、信州の高原に出かけてみました。今回は6人。皆さん還暦超えの足腰元気な山ガール。
今回の山は1955メートルの入笠山、八合目まで快適なロープウエイ。そこから三時間ほどかけ山頂へ。最後の急登を除けば安全なルート。
でも目的はトレッキング。山頂制覇よりも楽しく、花を愛でる山歩き。
今回の目的のレンゲショウマは一株だけ咲いていました。それでも可愛らしいノコンギク彩る楽しい登山ルート。
紫の花、紫=群れ咲き、とも。
こちらも目的の花、ウメバチソウ。天満宮の紋所の菅原一族の梅鉢紋そのままの花形。まさに満開今が盛り。
吾亦紅はやはり山の草原で見たい。
お茶席のにも生けられますが、風に揺れる草原のこの花の風情が好きです。
吾亦紅花びらのなき風の花
黄色のオミナエシ、野山で見かけることがほとんどなくなりました。
秋の七草といいながら、今や幻の花になりつつあり、花屋に並ぶ昨今です。
秋の蝶も楽しい。孔雀蝶とアサギマダラ、何とかスマホに収められました。
孔雀蝶は厳しい冬を越冬する個体もあります。入笠山は冬季マイナス20℃に気温が下がり厳しい越冬になります。
入笠山のアサギマダラ。この子達はこれから山を降りて、沖縄、台湾、香港までわたって越冬します。
まだギリ間にあった曙草。花弁の模様を明星の輝きと見立てるのだそうです。花はとても良い柑橘系の香りがします。
小学生がたくさん降りてきます。秋の遠足です。みんなとんで下っていく、その身の軽さ!がんばれ!
秋遠足訊けば五年と径譲る
マウンテンバイク初秋を駆け下る