わが街でも上映が決まったので〈急に具合が悪くなる〉を観てきました。カンヌのダブル主演女優賞受賞ということでも話題の映画ですが、私は何より長塚京三という俳優が好きなので、その演技を観たいと思いました。京三さんは昭和二十年生れですから、今年で八十歳を超える男優。しかしその声の若々しさ、背筋、演技力。この映画を見事な作品にしたのだと改めて思いました。京三さんはパリ.ソルボンヌ大学卒ですからフランス語も堪能。
最初の四人の出会いのシーン、もちろん詳細は書きません。
京都も舞台になります。もちろん詳しくは書きません。
濱口監督の作品は、作為のない作品でありながら〈神の作為〉が込められていると常々思っているのですが、今回その感をなお一層強くしました。そのため出演者はどれだけを求められ、どれだけのものを削ぎ落されるのか…、詳しくは書きません。
お客さんは百席ちょっとのミニシアターながら、かなり入っていました。都心から電車で一時間のわが街ですが、この映画館には東京や横浜からもたくさんのお客さんが来ます。一度廃館が決まっていたのを、市民の力で市民の映画館として守り続けています。
この映画館があることも、家宅処分してこの街に移ってきた理由のひとつで、月に2本ペースで映画を観ています。































































