関西での単発仕事が終わって、半日あったので京都、法然院と東福寺リピート。
銀閣寺に近い東山黒谷の法然院。蒸し暑さの充満する中、境内の苔の手入れ中の女性と除草中の男性から、いろいろお話を聞けました。枝垂桜の下に眠る谷崎潤一郎のお墓には、今はもう訪れる人はいないのだとか…、
ここには京大のセンセと高名な画家さんたちが静かに眠っているのだとか…。歌人の河野裕子さんの墓所も案内してもらいました。数年前の台風で崩れた墓地の裏山がそのままで、墓地の管理が心配だとか。
蒸し暑さには参りますが、この時期の深緑、青紅葉はさすがに京都。拝観料なしの法然院。ここまではさすがに団体観光客、インバウンドの皆さん、修学旅行生は登ってこないので静かです。まだセミは鳴いていません。
平敦盛を討ちとった熊谷直実法師蓮生が後生念仏を続けたと言われる法然院、京都で時間があると、こちらか、京都駅近くの空海の東寺にお参りしています。
二枚目は建仁寺両足院の半夏生↓
でも、半夏生のお庭をどうぞ…で千円はちと高いよ建仁寺さん！まあそれも俗世。かかる俗世で鰻を食べ鱧を食べてしまえば、暑い暑いと言いながらもまもなく京都も祇園さん、さてさてこの夏乗り切れますか。
やがてゆく法然院の青もみぢ
お役御免わが身久しき半夏生