1月は民族衣装の図鑑や図録を借りてきては、スケッチしていました。彩色はキャランダッシュの色鉛筆。描いているうちに、大国と小国と、侵略と悲劇の歴史と向き合う気持ちを共有できました。

 

 私的なきっかけは、このところ国際電話で届く、…平和で安全な国日本で子どもを学校にやりたい…、という東欧の小国に住む匿名カタコト日本語ママからの声。ロシアと接する、ロシアと近いことが明日への不安に繋がっているのは、日本とロシアでも同じですね。

 

 

 人口減でもダウンサイジングでもいい、国の歴史と文化を外圧から守りたい日本を目指せよという声の上がる、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、スロバキア、バルト三国。私たちは人口減と国力衰退の一面しか見ていないのですが、世界の国々では生き残りをかけた論戦、政争になっているのですね。

 

   ↑エストニアの民族衣装
 
 エストニアというロシアに最も近い人口130万人の小国!そのまた各地のそれぞれの民族衣装。ロシアから独立を果たしたのは1994年、民族の心と民族の歌がロシアからの独立をかちとる。犠牲者追悼碑には熊〈ロシア〉と戦うミツバチたちのオブジェ。このエストニアの衣装には、畑と森と花の国、ミツバチの国が透けて見えます。
 冬熱戦敗れ散るとも明日がある ⚽
 
 Morningセット受験子母ふたり私中入試
 
 冬帽子脱げば柳になると猫