ラグビーワールドカップ!依然として残念なことに、今でもネット上で、ジャパンに日本人選手が少ない、日本国籍の日本人主体のチームが見たい、肩入れできないという声があります。これには私は懐疑的です。島国日本であってもダイバスティの時代に積極的に、オープンであってほしいと思います。私の理由は2つあります。

 

理由その⑴ チームジャパンだけ多国籍チームなのではなく、今大会の他国をみても、サモアは14人NZ、スコットランドは15人がNZや豪州出身、トンガもNZ12人出身、オーストラリアは12人、フランスやイングランドは6人…、と各国ともチームの多国籍を「是」として、自国ラグビーのレベルを引き上げています。何とNZは、今回のワールドカップでは各国選手として50人も送っています。

 

理由その⑵ 出場国がスキルと戦術を編み出して鍛錬して集結しての世界一を競うことこそ、ラグビーの進化そのもの。かつての欧州五か国対抗のラグビーは、押し一点張り、力だけで制するラグビーでした。世界がラグビーに挑戦するようになって、明らかに戦術も戦略も進化してきました。

 

 ジャパンを率いて若く逝った平尾誠二、その遺志は国籍を超えた新生ジャパン、彼こそは前回の日本開催のワールドカップ、今回のワールドカップを夢見ていた魂の人。その遺志をチームジャパンを引き継いでいると思います。進化し続けるジャパン、支持します。

 

 ラグビーは芝生の匂ひ倒されて

 

 チーム救ふ君の左足ラグビー

 

もうスパイクをはかなくなって何十年…、

みんな今どうしているだろう…