何となく辞書を読んでいると不思議な言葉に出会いますが、爪の星という言葉は、全く馴染みがありませんでした。両手の指のどれか、つくの爪に白い斑点が出ている、これを爪の星、というのです。05fa68db江戸時代はこの爪の星を見つけると、着物をもらえる印、何かもらえるよい兆し、等と言われていたようです。
 

 で、気にかけてエステのホームページを見てみると、やはり幸運の印として紹介されていて、金運や恋愛運に結び付けて紹介されています。薬指の星は恋愛運、小指は金運との紹介があり、江戸時代からの星の爪の謂れが、今も引き継がれています。


 モノトーン江の島海岸月おぼろ
 

 ブログをフォローさせていただいているお二人から、新聞投句が掲載されましたというお知らせ、毎週五千句の中から十句だけの掲載という難関、快挙!かくいう私もこの二年間一日も欠かさず毎日投句投函していますが、かつて一度たりとも掲載はなく約千句が「ボツ」。 

 ただ自分にとって俳句は日記。母の遺した膨大な記念切手がなくなるまでの毎朝投函も朝散歩の日課となっています。単なる日課なのでボツは気になりません。というか、もし万一にも掲載されたらペースがくるって困るかもしれない、と思います。爪に火を点すようにせつせつと毎日投句、そんな感じです。

 

 鮎落ちぬ朝日俳壇といふ大河

 

  窓辺の苔テラリウム、パンダつき