日本のどこにでもある黄色い点字ブロック、日本人が発明しアメリカや中国、イギリスなど世界75カ国に広がる。私財の全てをなげうって開発と普及に尽くした、今は亡き岡山の実業家三宅精一さん。
世界で初めての点字ブロックは岡山県立岡山盲学校の近くを通る国道2号線の横断歩道へ敷設。三宅さんは、開発した点字ブロックの改良を続けながら、関係省庁をまわり、身銭を削り、自己破産寸前まで追い詰められたと言われます。
偉人、魂の人。
同じく岡本誠司さん、こちらは東京都交通局勤務の一人の公務員。
この春、都営地下鉄すべての駅のホームドア設置が果たされました、その設備…簡単かつ多種多彩な車両対応の新QRコード設備を開発した方です。〈欄干のない橋〉を地下鉄ホームから一掃した、これまた現代の偉人中の偉人!しかも設備費は大いに節約されたことも〈90%も〉忘れてはならないことです。つまりホームドア駅設置のハードルが、大きく下がったということです。