止まらない円安・猫のぬいぐるみ・おうちご飯 | パリでサンサン七拍子のブログ

パリでサンサン七拍子のブログ

ブログの説明を入力します。

日本から友人の骨董業者がパリにやって来た。彼女が言う、円安が止まらず、今現在何と!1ユーロが160円越えに成ったとか・・・

よって購入する骨董が円換算すると物凄い金額になってしまう、と嘆いていた。日本経済はどうなるのか?世界中で物価は高騰し、パリでも色々な物が値上がりをしているなか、フランスへやって来る日本人にとって円安の影響は半端なく、航空運賃、ホテル代、食料、全てが円換算すると物凄く高く成って来てしまった。逆に今、日本へ行く外国人には日本がとてつもなく物価の安い国に成ってる事に成る。

日本は資源の無い国、よって外国から資源を購入するしか手立ては無く、自国で資源を調達する技術を日本は必死に開発を進めているものの、根源で有る部品や必要な機材を自国で調達するのには未だ未だ足りていない。テクノロジーや安全な国日本、されどG7では最下位の国と成ってるのが今の日本なので有る。

フランスではつい最近発表が有った銀行の預金システムで、低所得者に於いて上限1万ユーロ迄の預金に何と年間6%の利子が付くことが発表された。勿論何時おろしても、又何時足しても、上限が1万ユーロを越えなければ利子が6%付く。他の定期貯金でも縛りは有れど4・2~%の年間利子が付く物や、他にも日本とは比べられない利子の高い預金・貯金システムが有る。

日本はその点利子などは全く無いに等しい・・・一体どうなってるのか

富裕層を除く一般庶民にとって、給料は上がらず、年金は下がり、物価は上がる、貯金利子は無いに等しく、どうやって将来への安心を得る事が出来るので有ろうか?疑問で有る。

1950年代の猫のぬいぐるみです。昔の日本は猫の手を借りたいほど忙しい、とか招き猫とか、経済的に飛躍した時期が有った。

戦後、10年で経済復興を果たし世界でもトップの国へと昇りつめ、その後オイルショック・リーマンショック・バブル崩壊、・・・色々な時期を経て先進国と言う地位を獲得した日本、今はそれさえも危ぶまれるほどに成って来ている。安全・安心に慣れきってしまった日本人は世界で起きてる危機感に全く我関せずの様な状態が現実なのである。

私は日本は実に素晴らしい国と誇りに思っているが、今の日本はやはり何処か不安要素が忍び寄っているとしか思えなく成って来ている

日本政府の有り方や考え方にもっと世界をしっかり見て欲しい。

数年前迄は1ユーロが120円ぐらいが当たり前で有った、それが今は160円、此れは実に怖い事と思わなければ成らない。

日本を離れて客観的に見れる私だからこそそう思えるので有る。

日本から購入して来た鰻を頂きました。築地で真空パックの鰻、一パック確か1800円だったかな?日本の方々には贅沢品と思える金額だがパリだったラーメン屋のラーメンと略同じ金額。煙草一箱が何と!

1700円(今の円相場では)一箱だぞ!一箱。それ程物価の高い国、税金の高い国、だからこそ、年金は少しづつでは有るが上がるし、銀行利子も高くなる。日本とどちらが良いのかは私には判らないが、言える事はフランス人はストライキやデモを頻繁に行う、国への抗議を各個人が真剣に考えてる。日本では有り得ないと思う。安心・安全な国、だからこそ各個人がもっと真剣に国政を考えなければ成らないので有る。ぬるま湯に漬かり続ければ何時かは冷水に成ってしまうよ!

https://blog.with2.net/img/banner/m11/br_banner_onsen.gif左差し此処をクリックしてね